小栗旬、アリタ哲平に熱過ぎる演技指導!?「グダグダでよく分からない」

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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で主演を務めている俳優・小栗旬と、お笑い芸人・陣内智則が、9月20日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系、毎週金曜23:00~)にゲスト出演する。

この番組は、世界各地の最新ニュースや日本で論点となっている問題を有識者たちが独自の視点から読み取り、思わず“脱力”するような切り口で解説するニュースバラエティ。MCをアリタ哲平ことくりぃむしちゅー有田哲平が務め、キャスターを小澤陽子アナが担当。全力解説員として、吉川美代子岸博幸出口保行が出演する。

小栗と陣内は、対面して話すのはほぼ初めてだという。そんな2人の接点として、小栗のモノマネをするおばたのお兄さんの名前が挙がる。すると、アリタは陣内に、小栗のモノマネをリクエスト。「僕がですか!?」と戸惑いつつ、陣内は小栗のモノマネに挑戦する。しかし、クオリティの低いモノマネに、小栗は機嫌を損ねてしまう。

特集テーマは、特殊詐欺の一種である劇場型詐欺。その手口を出口が徹底解説する。劇場型詐欺では、複数の詐欺師が役を演じ、詐欺師のシナリオに巻き込まれたターゲットが騙されてしまう。今回は、出演者が劇場型詐欺の具体的なケースをシミュレーションしながら学んでいく。最初に取り上げるのは、電気業者無料修理詐欺。電気業者を装った詐欺師が無料で修理をすると言って家に上がり込み、隙をついて家の中の物を盗むという詐欺の状況を、出口が詐欺師に、アリタが主婦にふんして実演する。しかし、芝居に慣れていない2人のやりとりからは伝わるものがなく、途中から陣内が「長いな~」と言い出し、小栗は「グダグダでよく分からない」と不満をもらす。

次にシミュレーションするのは、ニセ警官詐欺。警察官を装った詐欺師と一般人になりすました詐欺師が2人がかりでターゲットからクレジットカードの情報を聞き出す詐欺を、岸と出口が詐欺師役、アリタがターゲット役にふんして実演する。中途半端なアリタたちの芝居にどうしても納得できない小栗は、黙っていられなくなり……。小栗の芝居への情熱によって、詐欺シミュレーションはとんでもない方向へ展開。さらに、熱過ぎる小栗は、陣内を追い込んでいく。

「THE 美食遺産」は、陣内と縁が深い人気焼肉店の裏メニューを滝沢カレンがナビゲート。エンディングでは、小栗が驚きのパフォーマンスを披露する。

<小栗旬 コメント>
――収録はいかがでしたか?

やることが多くて、大変でしたね(笑)。僕は陣内さんを攻撃する役割だったので、それだけはやったつもりです。この番組は好きでいつも見ていて、今回は自分から出たいと言ったんですけど、こんなにやることがあるとは思っていませんでした(笑)。

――笑いをこらえるのは、大変でしたか?

流れの中で、どこが普通に笑っていいところなのか、我慢しなければいけないところなのかという塩梅が分からなくて、難しかったです。基本的には、なるべく笑わない方がいいのかなと思いながらやっていました。

――陣内さんとの共演は、いかがでしたか?

普段から視聴者として、陣内さんのコメントは面白いなと思って聞いていました。ご一緒させていただいて、とても楽しかったです。

――この番組のどんなところがお好きなんでしょうか?

いつもウソばっかりなところですかね(笑)。ゲストで来る役者さんを見ていると、見事に対応できている人もいれば、笑ってどうにもならなくなる人もいたり、その回ごとに違っていて。ゲストの方によって変化のある番組だなと思いながら、とても面白く見ています。

――最後に、今回の見どころを聞かせていただけますか?

今までこの番組を見てきた中でもだいぶ、僕の立ち位置でやらなければいけないことが多い回だったような気がします(笑)。“この番組って、こんな感じだったかな?”と思いつつやっていたのですが、楽しんでいただけたら、うれしいです。

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