キンプリ永瀬廉、スパイスカレー作りにハマる北村匠海にチクリ「1回も持ってこなかったよね」

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9月24日(火)21時から放送されるドラマスペシャル『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表会見が9月10日に行われ、永瀬廉King & Prince)、北村匠海黒島結菜岐洲匠小越勇輝が出席した。

男性キャビンアテンダント(以下CA)たちが女性の多い職場で奮闘し、成長していく姿を描いた本作。ドラマ初主演で、主人公の男性CA千空を演じた永瀬は、「僕らは普通の人がなかなか体験できないことをたくさん体験させてもらってます」と感謝し、「素晴らしい皆さんやスタッフさんたちに囲まれていたので、初主演ということは気負わずに、自分らしくやらせてもらい、いい経験になりました」と笑顔を見せた。

今回、ドラマのタイトルにかけて「最近、始めたことは?」という質問が。永瀬は岐洲と2人でご飯に行く“サシ飯”と、プロテインを飲み始めたと回答。「久しぶりに会うスタッフさんたちに顔痩せたねって言われ過ぎて。太ろうと思い、プロテインを飲み始めました」と打ち明けた。

一方、北村は家でスパイスカレー作りを始めたそうで、「スパイスを配合することから始めて。周りの役者や音楽仲間がみんなカレーを作っていて自慢してくるので、僕も言いたいがために作るようになりました。1日中ひたすら煮込み続けてます」と告白。そんな北村に永瀬が「『現場に持ってきてよ』ってお願いしていたのに、1回も持ってこなかったよね」と愚痴を言うと、北村は「スパイスカレーは出来上がってすぐ食べないと、スパイスの香りが飛んじゃうから持ってこれない。ごめんね」と苦笑いしていた。

会見後には、永瀬、北村、黒島が囲み取材に対応。永瀬は「この作品やるまではCAさんは女性のイメージだったので、どんな感じなんだろうと思ってました」と振り返り、「僕自身演じていて、お客様を思う気持ちは負けないようにとやっていましたし、少しでも女性CAさんに勝る部分をだせたらと思ってました」と役作りについて言及。

男性CAが搭乗した飛行機に乗ったことがなかったという北村も、「こんな世界あるんだと思いました」と最初の印象を明かし、今作について「男4人で女性の世界に果敢に挑み、何度折れても立ち向かっていくんですけど、その中心には千空がいて。チャレンジすることが何かにつながったり、未来になっていくということを、僕自身この作品を通じて感じたことです」と真摯にコメント。

一方、新人パイロット候補生を演じた黒島は「私自身、小さい頃パイロットに憧れていたので、その職業を演じられるとのことで今回楽しみでした」と言い、「沖縄から東京に通っていたので男性CAが搭乗する飛行機にも乗ったことがあって。頼りになるし、心強かったです」と男性CAに対するイメージを明かした。

また、それぞれが演じた役に共感したポイントについて永瀬は、「千空はCAに対する思いがすごくて、真っすぐ。僕自身はそこまでないので、演じさせてもらって、自分の夢へどれだけアクシデントが起きても立ち向かう姿勢の大事さを改めて感じました」としみじみ。

一方、北村はなんでもこなせてしまうがゆえに自分の中で得意なものがないという薫を演じたがとても共感したといい、「僕はお芝居や音楽、趣味など、自分の中で勝負できるものが自分で分かってないので、薫と似ていて。僕らの世代の人は、いろんなことに挑戦できるがゆえに自分の中の一番を見つけられないことは多いと思う」と明かし、「このドラマでは千空に突き動かされながら、自分の中で光るものをみつけていく薫を通して、僕みたいな人間の背中を押せる、自分に武器があるんだよということを体現できれば。自分を見つめ直す機会になりました」と振り返っていた。

さらに、現場でのエピソードでは、永瀬が「現場ではしょうもないことばっかりしてたけど、それに乗っかってくる匠くんが意外だった」とエピソードを披露し、「クールだと思ってたけど、僕らと話すときは“クールあほ”みたいに演じてくれた」と感謝。一方、北村は、「廉くんはしゃべり出したらすぐ、ものすごい距離の詰め方をしてくる。それで現場の中心になっていて、それは本当にすごいと思う。前向きで、お芝居に対して真摯な姿にみんな引っ張ってもらっていた」と尊敬の念を送っていた。

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