イジリー岡田、高速ベロは封印!?深田恭子主演『ルパンの娘』で人生初アクション

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イジリー岡田が、9月12日に放送される深田恭子主演の木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~※この日は15分拡大SP)の第9話にゲスト出演する。

本作は、横関大の同名小説を原作に、泥棒一家の娘である三雲華(深田)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描くラブコメディ。華は図書館司書として働いているが、実は泥棒一家“Lの一族”の娘。家業を継ぐことを拒んでいるが、警察として窮地に陥ってしまう和馬を救うため葛藤しながらも、ついつい一家の泥棒の手助けをしてしまう。その際に華は“泥棒スーツ”を着用するが、体にぴったりフィットするデザインが「セクシーすぎる」と話題を集めている。

岡田が演じるのは、飲食店で働く女性につきまとった結果、出禁になり、その腹いせに悪事をたくらむ男・戸口秋彦。秋彦は、格闘術“ジークンドー”を得意とし、同じように女性とのトラブルがある多田野冬彦、三枝夏彦と結託して、それぞれの標的の女性を連れ去り事件を起こす。捜査一課へ異動した和馬は、その犯人を追っていたが、その事件に華も巻き込まれてしまう……。華は、3人組の魔の手から逃れられるのか? そして、華と和馬の恋の行方は一体どうなってしまうのか!?

岡田のフジテレビドラマ出演は、『地デジカ家族 完全版』(2010年)以来、およそ9年半ぶり。深田とは、深田主演のドラマ『ダメな私に恋してください』第1話(TBS系、2016年)にゲスト出演して以来およそ3年ぶりの共演で、瀬戸とは初共演となる。

岡田からのコメントを以下に、紹介する。

――『ルパンの娘』のゲスト出演に決まった感想は?

今年の夏に仕事でフジテレビに来た時に、ポスターを見かけて、「恭子ちゃん、またドラマやってるんだ~」と思っていて、まさかそのドラマに出演できるとは思ってなかったので、本当にうれしかったです。ただ出演が決まって、自分のスケジュールを見返したら、『ルパンの女』と記載していました(笑)。ここで謝らせてください。すみません(笑)。

――フジテレビドラマへの出演は、『地デジカ家族 完全版』以来、およそ9年半ぶりとなりますが?

地デジ化されて、すごく時間がたっているということですね。『地デジカ家族』では、尻に敷かれるお父さん役だったのですが、今回はブルース・リーを崇拝している役で、アクションも少しあるのですが、僕自身がまったくアクションができず、久しぶりのフジテレビのドラマ出演なのに「申し訳ございません」という気持ちです(笑)。僕にとっては令和初出演のドラマになるので、ここから令和2年、3年と、毎年フジテレビさんのドラマにお世話になりたいです(笑)。

――主演の深田恭子さん、瀬戸康史さんとの共演はいかがでしたか?

深田恭子ちゃんとは、『ダメな私に恋してください』第1話以来の共演です。あの時は、恭子ちゃんの役がお金を稼ぐためにキャバクラで働いていて、僕はその店に通うストーカーの役でして……あれなんか似てるな……(笑)。彼女のデビューイベントの時も司会でご一緒していたので、今でもこうやって共演できるのは、とてもうれしいです。瀬戸康史さんは本当に好青年ですね。僕らおじさんたちはアクション練習を1時間以上苦戦してやっていたのですが、瀬戸さんはキレキレで、とてもかっこよかったです。

――撮影中の現場の雰囲気やエピソードなど。

暑い中の撮影で、洋服の上からかける冷却スプレーを深田恭子ちゃんが僕にかけてくれて、「ありがたい!」と思っていたのですが、しばらくして僕が別の方向を向いている時に、とっさにシュシュシュとかけてくれて、「そのいたずらもっと欲しい!」と思いました(笑)。あと人生初アクションだったので、アクション練習の段階でもう筋肉痛で、撮影前日に針治療にいきました(笑)。本番前から本当に体が痛かったですが、初経験だったのでとてもうれしかったです。

――ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージ。

今回15分拡大とのことですが、みどころは、僕ら3人(秋彦、夏彦、冬彦)の気持ち悪さですね。あとアクションシーンはお伝えしたようにものすごく努力しました。ただ内容は伏せますが台本のト書きはたった一文でした。その一文のシーンに全てをかけています(笑)。そこを是非見てほしいです。

<第9話あらすじ>
三雲華(深田)は、よりにもよって愛する桜庭和馬(瀬戸)に手錠をかけられ逮捕されてしまった。護送されるパトカーの中、華は和馬と愛を重ねた日々に思いをはせる。

和馬は無事に捜査一課への異動が決まる。だが、和馬はこの異動に疑問を持っていた。そこで和馬は橋元エミリ(岸井ゆきの)と会う。そして、元警視総監のエミリの祖父に今回の人事の裏に何かあるか聞き出してほしいと頼んだ。だが、エミリは祖父と話などできないと、和馬の依頼を断る。エミリは、交際してほしいと言う自分の願いに対する和馬の答えを聞くが、和馬は誰かを好きになることは二度とないと告げる。

1年後、三雲家のタワーマンションに、尊(渡部篤郎)、悦子(小沢真珠)、渉(栗原類)、マツ(どんぐり)が戻って来る。相変わらず同じマンションの住人たちから高級食材を盗む泥棒三昧の家族たちだ。1年経てば“Lの一族”など、世間は忘れてしまっていると尊たちは余裕を持っている。

一方、1年前は華への思いから恋をあきらめようとしていた和馬は、なんとエミリと婚約し、結婚式への準備を進めていた。また、和馬は捜査一課で新たな事件捜査に乗り出す。飲食店で働く女性が2人連続で、いずれも3人組の男たちに連れ去られるという事件だった。捜査会議後、和馬は久しぶりに巻栄一(加藤諒)と会う。エミリと婚約したことに巻も驚きを隠せない。和馬は、なぜ自分がエミリに心を開くことになったのかを、巻に話し始める。

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