ディーン・フジオカ『シャーロック』クランクイン!「同窓会のような居心地の良さ」

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10月7日(月)スタートの月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)が先日、都内某所にて撮影を開始。本作の主人公であり、原作上の“シャーロック”に該当する誉獅子雄(ほまれ・ししお)を演じるディーン・フジオカがクランクインを迎えた。

同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルによる世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」が原作で、オリンピック開催を翌年に控え、かつてない活気に沸く“令和の東京”が舞台。原作の魅力をそのままに、ディーン演じる世界一有名な名探偵“シャーロック”とその相棒“ワトソン”(岩田剛典)という、令和で“外見最強、内面最狂!?”のバディが数々の難事件に立ち向かうミステリーエンターテインメント。脚本を井上由美子が手掛け、ディーンの主演ドラマ『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』(フジテレビ系、2018年)の西谷弘が監督を務める。

この日の撮影は、謎の死を遂げた消化器内科医師の過去をひもとくため、犯罪捜査の専門コンサルタントである獅子雄が被害者の大学時代の教授を訪ねるシーン。西谷監督と綿密にすり合わせながらディーンならではの“シャーロック”像を丁寧に探っていく。キャラクター作りついてディーンは、「今日いろいろと試すことができたので、監督とコミュニケーションを密に取りながら、より輪郭がはっきりとした“シャーロック” 像を作っていけたらいいなと思います」と、確かな手応えを十分に感じている様子。

西谷監督とは『モンテ・クリスト伯』以来、約1年半ぶりのタッグとなるディーンだが、ブランクを感じさせない息の合ったやりとりで、「(西谷組は)同窓会みたいな感じですね。この現場の居心地の良さを今回初めてご一緒する方にも浸透させていけたらと思います。長いようで短い1クール、記憶に残るようないい思い出をみんなで一緒に作れたらいいなと思っています」と、スタッフ、キャスト一丸となって取り組む姿勢を見せるディーン。今後バディを組むことになる、原作上“ジョン・ワトソン”にあたるキャラクター、若宮潤一を演じる岩田との共演も近々に控え、「岩ちゃんとは次の撮影現場で初共演になります。リハーサルでいろいろトライしてきたので、間の感じやタイミングは分かってきています。現場でいかに遊んで、一緒に楽しんでいけたらと」と期待に胸を膨らませる。“顔面最強”バディがどんなコラボレーションを見せてくれるのか、注目だ。

<第1話あらすじ>
都内にある病院の中庭で、この病院に勤務する消化器内科医の遺体が発見された。捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)は、何者かによって屋上から突き落とされたのではないかと病院関係者へ事情聴取するが、患者からの信頼も厚く、異性関係のトラブルとも皆無だった被害者が殺されるはずなどないと口をそろえる。その様子を静かに聞いていたのは犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄(ディーン)である。公にはしていないが、江藤は、ずばぬけた観察眼と天才的な思考回路を持ち合わせる獅子雄の力を時折借りながら事件捜査に当たっている。彼らの証言に潜む虚偽を瞬時に見抜き、必要な情報と不要な情報を整理していく獅子雄。そんな中、事情調査中にも関わらずその場を静かに立ち去った1人の男がいた。この病院に勤務する精神科医の若宮潤一(岩田)である。その様子を見逃さなかった獅子雄は、彼が何か真実を握っているのではないかと察知し、重要参考人として調査を開始する。

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