遠藤憲一、“娘”にハグしまくりで田中美佐子から「セクハラだ!」と喝『それぞれの断崖』

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遠藤憲一が主演を務めるオトナの土ドラ『それぞれの断崖』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第5話が、8月31日に放送。(『2019世界柔道選⼿権 東京⼤会』延⻑の際、放送時間繰り下げの場合あり)先週放送の第4話では、遠藤演じる“被害者の父”志方恭一郎と、田中美里演じる“加害者の母”八巻はつみがついに一線を越え、禁断の愛が大きく動き出した。

社会派ミステリーの名手として知られる小杉健治の同名小説が原作の本ドラマは、志方の中学生の息子が13歳の同級生に殺害されたことをきっかけに、崩壊する家族とその再生を描く社会派人間ドラマ。

第5話では、次女・真紀が偶然にも父・志方の浮気現場を目撃し、母・雪子(田中美佐子)も知ることとなる。その相手が“加害者の母”と知った雪子は「あなたは殺された恭介の父親なの!」と絶叫する。一方、はつみも志方が“丹野”でないことを知り、「あなたは誰なの?」と志方を問い詰める。志方は2人の女性に加え娘たちからも厳しい言葉を浴びせられる。

そんな志方家の“美人姉妹”として注目を呼んでいるのが、永瀬莉子仁村紗和。それぞれ次女の真紀と長女の真弓を演じている。永瀬は、4月に広島から上京してきたばかり。オーディションを経て見事この役を勝ち取った。また仁村は、デビューして5年目。当時から「遠藤さんと共演したい!」と思っており、夢が実現した形だ。遠藤について仁村は、「強面俳優として有名なので、どんな人なのかなぁと思っていたんですけど、想像していた3倍ぐらい楽しいことが好きな人。割と最初からハグされました(笑)。シリアスなシーンの前には家族で気合を入れるんですけど、遠藤さんが率先して『このシーン、辛いから頑張ろう』って言ってハグしたり円陣を組んだり、おかげで家族間(の絆)が深まりました」とコメント。

また永瀬も「遠藤さんは寡黙なタイプなのかなと思っていたんですけど、少年みたいな心の持ち主で明るくて『楽しいことが好き』と言う言葉がよく当てはまります。セリフの言い回しとかで積極的に声をかけてくださり、コミュニケーションをすごく取ってくださる方なので役に入りやすかったです」と感謝の思いを語った。

母親役の田中美佐子について尋ねると、「最高!」とまたしても声を揃えた2人。仁村は「私たちにハグしているところを見つけると遠藤さんに『やめなさい、それセクハラよー』とズバッと言ってくれたり、シリアスなシーンの前に遠藤さんが笑わせようとすると『ちょっと静かにしなさい! 今ここ頑張っているんだから』って、お母さんみたいに言ってくれて。サバサバしていて気持ちの良い方!」とすっかり打ち解けた様子。

また永瀬も「撮影の合間は結構みんなでワイワイすることも多いのですが(カメラが回ると)すっと役に入られるので、近くで一緒にお芝居させていただいて、学ぶことや感じることが多かったです。明るくて理想的な元気ハツラツなお母さんと言う感じで、大好きです!」と、2人にとって大きな支えとなったようだ。

さらに、遠藤に娘役の2人について質問。「おはよう! とか、おー! とか言いながら、めちゃめちゃハグしたり、ベタベタしています。でも(娘役の2人は)心の中で『これ、セクハラじゃねぇか? コイツ!』って思っているかもね(笑)」と話す。またシリアスなシーンの撮影が多い中で、2人に会うことが一番なごむそうで、まさに一服の清涼剤的存在となっている。

<第5話あらすじ>
志方(遠藤)ははつみ(田中美里)に心惹かれてしまい、自分は恭介の父親だと打ち明けられず苦悩していた。一方、志方家では長女・真弓(仁村)の結婚話が復活したことで久しぶりに家族に笑顔が戻り、仕事上でも新たなプロジェクトに抜擢され、悪いこと続きだった志方の日常は変わり始めていた。

しかし、ついに妻・雪子(田中美佐子)にはつみとの関係を知られてしまう。「あの女は誰?」「言えるような相手じゃない……」さらに、はつみにも偽名を使っていることが露見してしまう。「あなたは一体誰なんですか!?」「俺は……君の息子が殺した志方恭介の父親だ」

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