武田真治、ホルモン天ぷら堪能しハニートラップの予感?

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ホルモン天ぷらの美味しさに意気投合
ホルモン天ぷらの美味しさに意気投合

武田真治が主演を務めるドラマ『不倫食堂』の第2期が、フジテレビの運営する動画配信サービスFODにて配信中。第4話「追え!罪を掘る者」では、永尾まりや演じる人妻と広島のソウルフード「ホルモン天ぷら」を食べ、お互いに高まった情欲をぶつけ合ってしまう。

本作は、「グランドジャンプ」で連載中の山口譲司の同名コミックを原作とした、1話完結型のグルメ・コメディ。田中圭が主演を務めた第1期に続き、武田が第2期の主人公・日比野晃を演じる。妻子持ちの会社員・日比野の趣味は出張先でご当地グルメを食べること。しかし、なぜか行く先々で人妻と出会い、気づけばいつの間にか肌を重ねてしまう。

第4話では、広島県広島市にやって来た日比野。仕事を終えて、牡蠣やお好み焼きなど、広島の美味いものでも食べようと目論んでいたところ、本社の部長から電話がかかってくる。部長の要件は、広島支社の女性社員に産業スパイの容疑がかけられており、対象の動向を確認してほしいという依頼だった。

日比野は、「今回のグルメはお預けか。せっかく広島来たのにな……」と肩を落としつつも、部長から送られてきた女性社員のデータを確認。彼女は、美乃という名前の28歳の既婚者で、社長賞を3回も獲得している優秀な社員だったが、最近は仕事が終わるとすぐに退社し、しかも自宅にも帰っていないという。そんな折、広島支社において、新企画の漏洩事件が相次いで発生。日比野は、「これは確かに怪しい」とつぶやきながら、探偵ばりに美乃の尾行を開始する。

彼女の後を追って、住宅街にある飲食店に入った日比野は、そこで西広島の福島町発祥のホルモンを油で揚げた名物料理「ホルモン天ぷら」を目の当たりにする。店内では、客自らが包丁を握り、揚げたてのホルモン天ぷらを切り分けながら食べていた。その珍しい光景に、日比野も「面白いスタイルだな」と感心し、美乃が注文するのを真似て、同じものをオーダーする。

しばらくして日比野の前にホルモン天ぷらが到着。見よう見まねで天ぷらを切り分け、ポン酢に唐辛子をたっぷり入れて、いざ実食。日比野は、あまりの美味しさに、「おお、衣サクサクなれど、肉質のジューシー感はまぎれもなくホルモン!」と思わず声に出していた。

それに「でしょ! 美味しいですよね、ここのホルモン」と反応したのが、尾行対象の美乃だった。日比野は、慌てつつも、「ミチは第4胃袋、ハチノスは第2胃袋、センマイは第3胃袋、オオビャクは大腸」という彼女の解説に合わせて、様々な種類のホルモンを食べ尽くしていった。

美乃はさらに、ホルモンの語源も説明。「私が信じてる説は、ギリシャ語で刺激するとか、呼び覚ますって意味のホルマオから来た造語のホルモン。だってホルモン食べた後って、私の中の女性ホルモンが一気に活動し出すの」と、顔を日比野に近づける。

数種類のホルモンをじっくり煮込んだ「でんがく汁」や、ホルモンをカリカリに揚げた珍味「せんじがら」なども味わい、すっかりお腹いっぱいになった日比野は、美乃がスパイだという疑いを捨てきれないまま、彼女とホテルへ。そして、「すべては計算しつくされた罠だったのかもしれない。ハニートラップにはめられてしまったのだ」と言いながらベッドイン。ホルモンを食べたことで呼び覚まされた情欲をぶつけ合う。

結果、彼女はスパイなどではなく、彼女の出世を妬んだ同僚が流したデマだったことが判明。スパイではなかったものの、またもや人妻と不倫してしまった日比野は、「それにしても、ホルモンってやつは侮れないな」とつぶやき、妻子の待つ自宅へ帰るのだった。

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