南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代が、8月1日に放送される深田恭子が主演を務めるドラマ『ルパンの娘』（フジテレビ系、毎週木曜22:00～）の第4話に出演することが決定。しずちゃんは国際ロマンス詐欺の被害者を演じる。
本作は、横関大の同名小説を原作に、泥棒一家の娘である華（深田）と、警察一家の息子・和馬（瀬戸康史）との決して許されない恋愛を描くラブコメディ。華は図書館司書として働いているが、実は泥棒一家“Lの一族”の娘。家業を継ぐことを拒んでいるが、警察として窮地に陥ってしまう和馬を救うため葛藤しながらも、ついつい一家の泥棒の手助けをしてしまう。その際に華は“泥棒スーツ”を着用するが、体にぴったりフィットするデザインが「セクシーすぎる」と話題を集めている。
第4話でしずちゃんが演じるのは、国際ロマンス詐欺師に引っかかってしまう・木口智子。智子は、結婚に全く縁が無かったが、SNSで突然知らない外国人から連絡がきて、そこからロマンチックな甘い言葉によって現金をだまし取られてしまう悲劇の被害者女性。
しずちゃんが、フジテレビ制作ドラマに出演するのは『キャリア～掟破りの警察署長～』（2016年）の第6話以来、およそ3年ぶりで木曜劇場は初出演となる。主演の深田とは初共演。瀬戸とは、子供向けバラエティ番組『おはスタ』（テレビ東京系）にて、2006年9月～2008年3月の期間、同じレギュラーとして出演して以来、11年ぶりの共演でドラマでは初共演となる。相方・山里亮太の電撃結婚が記憶に新しいが、しずちゃんは結婚詐欺に遭う智子という役をどのように演じるのか、期待が高まる。
しずちゃんからコメントが到着。以下に、紹介する。
――『ルパンの娘』のゲスト出演に決まった印象は？
脚本を読むまでどんな話か分からなかったんですけど、読ませて頂いて、漫画みたいな今までに無いドラマだなと思い、現実的じゃないところも面白いと感じました。出演が決まってうれしかったです。
――今回の役柄については？
智子は、私のイメージピッタリに役をあて書きされたと聞いて、やっぱりこういう風に思われてるんだと感じました（笑）。それでもうれしかったです。ちなみに結婚詐欺に遭う役ですが、相方の結婚は役作りには関係ないです（笑）。ただ本当に親しい人たちが結婚したことで、結婚というモノを初めて身近に感じたのは事実でした。そこから「自分の結婚はどんな感じなんやろ？」って考えるようになっていたので、そういう面では少し役に反映された部分はあったかもしれません。
――今回、主演の深田恭子さんや瀬戸康史さんとの共演はいかがでしたか？
深田さんとは初共演になりますが、時間があまりなくしっかりお話はできなかったんです。でもとてもすてきな方だなと感じました。瀬戸くんは、彼が10代の頃に共演していたので、その時以来でした。こんなに大人になった瀬戸くんと再会できて、「あの少年が、めっちゃいい男になってるやん！」とテンションが上がりました（笑）。
――撮影中の現場の雰囲気やエピソードなどを教えてください。
感情がばっと出るシーンがあったのですが、自分の体の大きさをまだ分かりきってないんだと実感しました。芝居に本気になった時に、辺り構わずいろいろな所にぶつかりまくりました（笑）。ボクシングやっていたはずなんですけど、距離感が全然つかめずで、相方との距離感はいい感じになってきたんですけど、物体との距離感が……。今回やたらとぶつかったので、そんなことをひそかに思っていました（笑）。
――ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへメッセージを。
どんぐりさんと髪型が同じなので、3倍くらい私の方が大きいんですけど、横に並ぶとマトリョーシカのようになって絶対面白いなと思っていました（笑）。そんなシーンは無いんですけど、もし並んだら面白いんだろうなと想像して頂けたらうれしいです。
