磯村勇斗、殺し屋役で三浦春馬と緊迫シーン「狂気をどう出せるのか…」

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磯村勇斗が、三浦春馬の主演ドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第2話(7月23日放送)のクライマックスで、謎の殺し屋・灰谷として登場すると、これまでのイメージとは異なるダークな役どころに視聴者からも驚きの声があがっていた。そんな磯村から、第2話の反響や、第3話(30日放送)の見どころについてコメントが到着した。

同作は殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が、白血病の娘・はな(稲垣来泉)の命を救うために挑む2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンス。結城を追う新米検事・月島楓役として芳根京子、新人刑事・乾大輝役として鈴木仁、結城の元恋人・青柳すみれ役として比嘉愛未、結城を追い詰めていく刑事・有馬海忠役として三浦貴大、悪徳実業家・柴崎要役として高嶋政伸、国会議員・久我早穂子役として黒木瞳が出演する。

第2話での磯村を見た視聴者からは、「ジルベール」「相良」など過去の作品で演じた役名を使ったSNSへの投稿が数多く見受けられ、さまざまな作品で個性的な役どころを演じてきた磯村ならではの反響があがったことについて、「全然違うはずなのに、過去作品の役名で呼んでいただくのは良いことなのか悪いことなのか……(笑)。でも徐々に灰谷も浸透していくと思いますので気にしていません。灰谷のように表情やセリフに感情を乗せない殺し屋を演じることは新たな挑戦ですし、これまでにない一面を見せられると思います」と、灰谷役への抱負を語った。

第3話では、結城(三浦)との激しいアクションシーンが描かれるが、「灰谷としては素早いナイフさばきが求められ、その中での狂気をどう出せるのかをアクション監督と話し合いながら進めました。それでも、春馬さんの身体能力が高いので全部助けていただきましたね、アクションは受け身の方がしっかり受けていただくと良く見えると言いますが、襲われる側の春馬さんに引っ張っていただけて本当に感謝していますし、緊迫感が伝わる場面になったと思います」と期待を寄せた。

さらに、殺し屋役として三浦とはシリアスなシーンでの共演が多いが、「春馬さんとの共演は撮影前から楽しみだったんですが、すごく気さくで、現場の空気作りと気遣いを大切にされてる方なんだなって思いますので、見習いたいなって思いますね。もちろん本番では張り詰めた空気のなかで撮影していますが、合間では、追うものも追われるものも皆さん本当に和やかにお話をしていますね(笑)」と、撮影現場の明るい雰囲気を明かした。

<第3話あらすじ>
雑木林で警察に追い詰められた結城大地(三浦)は、謎の男・灰谷(磯村)に窮地を救われる。傷を負いながらも、なんとかその場から逃げ出した結城は、やがて一人暮らしの老女・北村義江(倍賞美津子)の家にたどり着く。結城の顔を見て、世間を騒がせている逃亡犯だと気づいた義江は……。

そのころ、結城の行方を追っていた月島楓(芳根)は、雑木林で灰谷に遭遇し、見覚えのあるその顔に表情が凍りつく。一方で警察は、何者かに結城の捜索を妨害されたことから、逃亡を手助けする協力者の存在を疑い始める。

移植手術を控える結城の娘・青柳はな(稲垣)の看病をしていた青柳すみれ(比嘉)は、結城が殺人を犯し、そのうえ護送車から脱走したというニュースを知り、がくぜんとしていた。助かるはずだった娘の命が再び死の危機にさらされ、絶望の淵に沈むすみれ。するとそこへ、警察の追手から逃げる結城から電話が。憤りを抑えきれないすみれに対し、結城は「俺の無実を証明する証拠を必ず見つける」と約束。

今回の事件の鍵が、殺された柏木愛(立花恵理)のデジカメに隠されていると悟った結城は、同居人のサトル(森永悠希)に連絡をし、受け渡しのために会う約束をするが……。

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