竹財輝之助演じる天才作家、官能小説の執筆を依頼され…『インディゴの気分』スタート

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7月23日から竹財輝之助が主演を務めるドラマ『ポルノグラファー~インディゴの気分~』(フジテレビ、毎週火曜25:25~※この日は25:35~)がスタートする。今年2月からFOD(フジテレビオンデマンド)で配信された同名ドラマの“地上波版”で、竹財演じる小説家・木島理生と、吉田宗洋演じる編集者・城戸士郎の“関係”の始まりが描かれる。

祥伝社発行の「on BLUE」に連載されていた丸木戸マキの「インディゴの気分」が原作。2018年にFODでの配信と地上波放送、さらに配信番組としては珍しい視聴者からの熱烈なラブコールによりBlu-ray、DVD化やリアルイベントを開催したドラマ『ポルノグラファー』の続編となる。久住春彦役の猪塚健太も引き続き出演するほか、物語のキーマンとなるポルノ作家の大家・蒲生田郁夫を大石吾朗が演じる。

今回の地上波放送は、前作『ポルノグラファー』から応援するファンからの熱いメッセージや、地上波放送を希望する声に応えて決定。地上波放送は再編集版となる。

前作『ポルノグラファー』は木島と久住の純愛を描いた作品だったが、本作ではラブストーリーに加え、城戸の木島に対する憧れと嫉妬が混在する様や、木島の苦悩から欲情など本能に近い感情が描かれる。FODで配信中のオリジナル版と見比べてみては?

<第1話「運命は青藍のように」あらすじ>
都心のバーで2人の男が呑んでいる。官能小説家の木島と、その担当編集者の城戸だ。「なんとも説明しづらい関係」を漂わせる2人。いったい2人はどんな関係なのか――。数年前、既にポルノ小説の編集者であった城戸は、恩師の葬儀で大学の同級生だった純文学作家の木島と再会した。2年間同じゼミであったにもかかわらず城戸の事を全く覚えていなかった木島は、城戸や友人の通夜振る舞いへの誘いを断り、足早に1人式場を後にする。通夜振る舞いに参加した城戸は、式場を出て社用車で都心へ向かうその途中、道を歩く木島に遭遇する。帰りの電車賃が無く、歩いて帰宅するつもりだと言う木島を車に乗せ、城戸の車は都心へ向かって行く。

同棲していた彼女に追い出され、会社に寝泊まりしていると言う城戸を、送ってくれた御礼にと今度は木島が自宅へ招く。「有り難い」と木島の自宅に泊まらせてもらう事にした城戸は、そこで未納の振込票や督促状の束を目にする。出版社の担当と喧嘩別れしたという木島は、今まったく仕事をしていないという。創作にも行き詰まり困窮している様子の木島に、城戸は自分が担当している官能小説のレーベルでの執筆を提案するが木島は「ポルノは文学ではなく道具だ」と吐き捨てる。それでも「木島のファンだ」「書き続けて欲しい」と訴える城戸に木島の心は動き始める――。

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