馬場ふみか「マジなめてんのかお前!」石黒賢の胸ぐらをつかみブチギレ『百合だのかんだの』最終話

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海里を傷つけた不破に詰め寄る百合
海里を傷つけた不破に詰め寄る百合

馬場ふみか小島藤子が出演するオリジナルドラマ『百合だのかんだの』の最終話が、フジテレビの運営する動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信中。百合(馬場)と海里(小島)の物語もついにクライマックス。第8話「愛と宿命のフェティシズム」では、自身のストーカーだった不破(石黒賢)に詰め寄る勇ましい百合の姿が描かれた。

本作は、『パパ活』や『彼氏をローンで買いました』に続く、社会派ドラマの巨匠・野島伸司が脚本を手がけるFODオリジナル連続ドラマの第3弾。偶然再会した2人の女性が、友情や親友という言葉だけではくくれない関係を結び、やがてお互いを思いあっていくというストーリーが展開する。

何年も意識が戻らない妻に対する精神的な負担から、百合をストーキングしていた大学教授の不破。百合の身代わりになる形で、不破のサディスティックな“欲望”を一身に受けてきた海里だったが、今度は百合が不破の話し相手になることを申し出たことで、その関係も破綻してしまう。

その後、不破の教授室を訪れた百合が、紅茶に睡眠薬を盛られてさらわれてしまう。仕事場でその事実を知った海里は、上司の三宅(笠原秀幸)の発案であるところに向かう。そして、大学の屋上で目覚めた百合は、海里からの電話で不破がストーカーだったことや献身的な夫のふりをすることに苦しんでいたことを知る。

不破の凶行を止めるため、三宅と共に不破の妻が入院している病院を訪れていた海里は、電話で「人工呼吸器をはずしますよ」と不破を脅し、呼吸器に手をかける。同時に、百合にこれまでのすべてを告白。百合は、海里が自分のために不破のやりきれない怒りの“はけ口”となって、ムチで責められていたことを知り、動揺する。そして、三宅から海里の背中にはまだミミズ腫れが残っていることを聞かされ激昂。

「私の妻を殺さないでくれ、妻は生きているんだ!」と電話で海里に呼びかける不破に対し、百合は「うるせんだよ、このクソジジイ!!」と一喝。さらに不破の胸ぐらをつかみ、「つか、テメー、何私の親友しばいてんだっての! なめてんのか、マジなめてんのかお前! 背中出せジジイ! 何回叩いた!? ぜってー許さねぇ! ローソク突き立てたのか!!」とまくしたてる。

素直で優しかった百合のブチ切れた姿に圧倒された不破は、「なんなんだ君は、そんな乱暴な言葉……」と狼狽。そんな不破に、百合は「女には、よそ行きと部屋着があるんだよオラァ!」と啖呵を切るのだった。

海里のことを誰よりも大切に思い、だからこそ親友を傷つけた不破を許せなかった百合。物語のクライマックスでもあるこの場面は、感情を爆発させた馬場の怒涛の演技も相まって、迫力満点のシーンとなっている。

そして、物語はエピローグに突入。不破のその後が語られると同時に、部屋のシーンではおなじみとなった百合と海里のイチャイチャが展開。お互いを思いやり、親友以上の関係を築いた2人の物語は、微笑ましく幕を閉じる。

女性同士の“言葉だけではくくれない関係”を描いた本作は、FODのドラマランキングでも常に上位を記録。7月19日(金)24時55分からフジテレビ系で地上波放送がスタートする。

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