オードリー若林“夜中に徘徊する女性”へ興味「ひとつのことに視野狭窄していて見てて楽しい」

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7月16日放送の『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)は、反響の大きかったルールや印象に残っている人物を紹介していく。このほど、青木崇高本谷有希子YOU若林正恭オードリー)から、収録後のコメントが届いた。

同番組は、テレビに出ることはなかなかないけれど、様々な分野で、そのキャリアを輝かせている女性に密着する新感覚ドキュメント。2017年4月にスタートし、約2年4か月の間に、106人の女性に密着、女性たちの日常生活から7つのルールを導きだし、それぞれの生き方を映しだしてきた。107回目を迎える今回は、反響の大きかったルールや印象に残っている人物を紹介し、夫婦、子育て、親子関係など、家族にまつわるルールについて、スタジオキャストと共に放送を振り返る。

収録後、3年目に突入し、107回目を迎えた番組についてスタジオキャストに尋ねてみると、『セブンルール』がレギュラー番組初挑戦となった青木は「こういう番組をやらせてもらうのは初めてなので“長いよね”と言われるのですが、正直あまりピンときてないところがあります」と率直な感想を述べた。青木と同じく本谷も「私も顔を出しているのが、この番組だけなので、本当にこの1年~半年くらいでいろいろな方から“見てるよ”って、言われることが増えて、最近、保育園の先生にもバレました(笑)」と話した。

YOU は「地方に行ったりしても“見てます”と声をかけていただけるので、うれしいなぁと。また出演番組がいくつかある中で『セブンルール』は、若い女の子や働く女性に見ていただいているな」と実感している様子。さらに若林は「1年で終わってしまう番組も多いなかで、100回を超すのはすごいなと。そのわりには、毎回収録で“しゃべったな~”みたいな手ごたえはないんですけど(笑)。あまりこう……“かかっている”演者さんがいないのが、いいのかもしれないですね。リラックスしてしゃべれています」と話した。台本もなく、終始ゆるっとしたムードの中での収録で、キャスト達もリラックスしている様子だ。

さらに番組を振り返って、気になった回や人を尋ねると本谷は「LINE株式会社の奥井麻矢さんや、移動販売員の東真央さん。彼女達の生き方や社会背景が気になります。(東さんは)身をていして周囲や高齢者を助けているように見えて。やはり、そういう回は深いです、もっとあるんじゃないかなと印象に残っています」と作家ならではの目線で回答。YOUは「ぎょうざの美鈴は、もともと知っていて。『セブンルール』で偶然放送されたので、伊勢に行った時お礼を言いに行きました。放送してから行列が出来ちゃって大変だったらしいんですけど、すごく喜んでくださっていましたね」と、放送後に現地を訪れたことを明らかにした。そんなYOUに対して若林は「俺が行くような店は、あまり出てこないんですよね。(按田餃子は)逆に行きづらくなってしまいました(笑)」と本音もポロリ。青木は「いろいろな方に出演していただいて、その後に雑誌で見たりすると“ああ、頑張って続けているんだな”とうれしくなります。あと自分は男だからか、スタイルも含めてその人だと思うので、最初はどうしても肉感で見てしまうんですけど……(笑)。それが5つ目のルールくらいから、それを陵駕し、中身も見えて素敵だなって思うことが多いです」と、スタジオトークでもたびたび話題に上がる“男目線”についてもコメントをした。

さらに番組の魅力について尋ねるとYOUは「毎回主人公が変わるので、全然違う楽しみ方が出来て新鮮なところ」。青木は「(周りから)仕事をしてひと息ついて、テレビをつけた時にやっていることが多いと言われます。その時、自分の仕事状況と比較したり、共感したり、学ぶべきことがあったり。そういう部分を、自分が得る“楽しみ”に変えてほしいですね」。本谷は「“他人ってどうやって生きているのだろう?”という、漠然とした興味は誰でもあると思います。せちがらい部分も含めて、ドラマではなく、こういうドキュメンタリーを見ないと分からない。のぞき見のような感覚で見ていただければと思います」と、番組をより楽しむポイントを明かしてくれた。

また今後、4人が見てみたい女性は? と尋ねると本谷は「はやりのユーチューバー、繰り返し整形をしちゃう人。いろいろなものを抱えていながら、人間ってやっぱり面白いなと思う人が見たいです」。一方、番組内で“夜中に徘徊する人”が気になると答えていた若林は「“夜中に徘徊する人”というのは、ひとつのことに視野狭窄しているから、エネルギーを感じて見ていて楽しいんです(笑)」とその理由を答え、青木は「成功する前の人。例えばこの番組でも、実際に番組を作っているディレクターや、助監督、ADさんの仕事の大変さを見てみたいです。“映画や番組を作るために、こういう人がいるんだな”というのを実感してみたいですね」と俳優ならではの目線で語った。

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