三浦翔平、大島優子と木村拓哉の教え子役で『教場』出演!10年ぶり短髪で初の父親役

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三浦翔平大島優子が、木村拓哉主演のフジテレビ開局60周年特別企画『教場』(2020年新春二夜連続放送)に、出演することが決定。三浦と大島は木村演じる警察学校の教官・風間公親の生徒役で出演する。

原作は「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の「教場」。警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化(累計55万部)、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。

物語の舞台は「警察学校は適性のない人間をふるい落とす場である」と考え、生徒がトラブルに見舞われた途端、退校届を突きつける冷酷無比な教官・風間が務める警察学校・初任科第198期短期課程。警察学校の教室は“教場”と呼ばれる。日々、早朝6時起床から激しいトレーニングにさらされる生徒たち。何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯責任で負う。うそがバレたら即退校。その厳しさに耐えられず、自ら退校していく者も少なくない。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。また、警察学校という閉塞した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。警察学校という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻いていく。“風間教場”のクラスメートは30人。果たして何人が最後まで生き残り、誰が卒業証書を手にすることができるのか? さらに風間は、生徒たちが起こす窃盗、薬物、ガス中毒、傷害といった様々な事件、複雑に絡み合った真相をそれぞれ解決していくことはできるのか? そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?

三浦が演じるのは、“風間教場”最年長(32歳)の日下部准(くさかべ・じゅん)。同い年の妻と3歳の娘がいる。体力には自信があるが、要領があまり良くなく、学科の成績は芳しくない。実は、2年前にC級ボクサーライセンスを返上した元4回戦ボクサーだ。敗戦を繰り返し、プロボクサーの夢は諦めざるを得なかった。もう挫折するわけにはいかない……。愛する家族のため、警察官になるべく一縷(いちる)の望みをかけて、“教場”で負けられない戦いに挑む。

木村とは初共演となる今作で、初の父親役を演じる三浦。約10年ぶりに短髪にして挑む自身の役どころについて、「日下部はボクシングで挫折し、もう後がなく、絶対に辞められない気持ちで臨んでいるのですが、やはりどこか甘えが出てしまい、そこを教官につっこまれていく。すごく人間らしいです。日下部には、学校の隅で家族に電話する場面や、風間教官に“辞めたくない”と言い切るところなど非常に人間味のあるシーンがたくさんあるので、全体を通して見てもらえば、彼の人となりが良くわかるかと。“すごくいいやつだな”と(笑)」と語る。厳しい警察学校を描いた今作についても「“今の時代だったらありえない”と言われることもあるかもしれないです。でも、こういう経験を経た方たちが今の警察官であり、こうやって地域は守られているのだと知ることができます」とメッセージを寄せた。

そして、大島が演じるのは元インテリアコーディネーターの楠本(くすもと)しのぶ。姉御肌で、気が弱い岸川沙織(葵わかな)のことを何かと気に掛け、沙織からも頼られている。勝ち気な性格で、取り調べ実習では、容疑者の意表を突いてズバッと切り込む技術が高いと評価されるほど。また、元インテリアコーディネーターなだけもあり、色覚に関して類いまれな能力を発揮する。実は、最愛の人を亡くした過去を抱えているが、警察学校で驚くべき真相を発見してしまう。

木村とは『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系、2013年)以来6年ぶりの共演となる大島。「木村さんとは以前、兄妹役で共演させていただきました。今回は、常に教官として生徒30人に目を配ってくださり、まさに、そこに風間教官がいます」と感無量。自身のキャラクターについては「私が演じる楠本しのぶは、最愛の人が亡くなった過去を持ち、復讐と友情の間で葛藤を抱えながら、警察官を目指す女性です」と語り、木村演じる風間教官の教場についても「彼女がその思いを乗り越える場所が教場であり、風間教官に導かれていきます」と話している。

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