亀梨和也、傷だらけで撮了!二階堂ふみからの花束に笑み『ストロベリーナイト・サーガ』

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二階堂ふみ亀梨和也KAT-TUN)のW主演ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)が、6月20日に最終回を迎える。このほど亀梨が、都内某所のロケ現場にてクランクアップを迎えた。

本作は、累計400万部を突破した誉田哲也の大ベストセラー警察小説「姫川玲子シリーズ」を原作に、ノンキャリアでありながら27歳という若さで警部補に昇任した女性刑事・姫川玲子(二階堂)が、部下である巡査部長・菊田和男(亀梨)ら姫川班メンバーとともに数々の難事件に立ち向かっていく本格派警察ドラマ。

この日の撮影は午前中からスタート。亀梨は、連続殺人鬼“ブルーマーダー”の共犯者が立てこもるアジトへ潜入するシーンの撮影に臨んだ。単身で乗り込んだ菊田に絶体絶命のピンチが襲いかかって……という緊迫のクライマックスシーンだ。すべてのシーンを撮り終え、助監督から「亀梨和也さん、オールアップです!」の声が上がると、大きな拍手がロケ現場全体に響き渡った。亀梨のもとに駆け寄った二階堂から花束を受け取ると表情をほころばせ、満面の笑みを浮かべた。

無事、クランクアップした亀梨は、「今作は役柄・役回り的にも、そしてソロで主題歌という意味でも自分にとってチャレンジングなことをたくさん経験させていただける現場でした。また、現場に来て、各監督をはじめ、二階堂さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さんとしっかりと向き合い、一つひとつの出来事に対して、その壁を越えていく撮影の日々は、僕にとって有意義で、すてきな時間だったなと感じています。どうか、最終回のオンエアが終わるまで引き続きよろしくお願いします。本当にありがとうございました!」と、あふれ出る感謝の気持ちを述べた。

そして、共に撮影を乗り越えてきた二階堂に対して、「二階堂さんは、姫川玲子というキャラクターを演じるにあたってすごく負担も大きかったと思います。そんな中でも、座長としてキャスト、スタッフの皆さんに気を遣いながら過ごしてくださったことに心から感謝しています。みんなの気持ちを受け入れるキャパシティの広さがありつつも、しっかりと芯を貫いてチャレンジし、トライしていく感性も持っているので、“さすがだな!”って勝手に感じながら過ごさせていただきました」と語り、姫川と菊田の固い絆を感じさせた。

約3か月半という期間を駆け抜けてきた亀梨だが、“そんなに経ったのか”というほど充実していたという。個性を全面に出す役柄とは違い、一歩後ろに立ち、感情を表に出さない菊田和男というキャラクターを演じることはチャレンジングだったと語る。「菊田というキャラクターをしっかりと意識しながら1シーン1シーン、繊細に表現するように心がけてきました。特に、姫川さんとの距離感、姫川班の中でのあり方は常に意識してきたつもりです。最後、姫川さんと菊田の関係がどうなるかは見てからのお楽しみですが、1話から最終回までを通して、2人の関係性を描いてこられたのは連ドラの醍醐味だったんじゃないかなと思います」と明かした。

また、打ち上げでは主題歌「Rain」を姫川班メンバーと歌う予定らしく、「宍戸開さんに先陣切ってもらって、カラオケの採点で勝負したいですね(笑)」と、普段から仲の良い姫川班メンバーらしいエピソードをうれしそうに語っていた。

<最終話あらすじ「ブルーマーダー」後編>

池袋界隈で暗躍する裏社会の者たちを次々に殺害し震撼させている“ブルーマーダー”。その手口は何らかの武器を用い、全身の骨をバラバラにするという残忍さを漂わせる。事件を追っていた姫川玲子(二階堂)は、勝俣健作(江口洋介)とバディを組む葉山則之(葉山奨之)から“ブルーマーダー”の正体がわかったと連絡を受ける。驚くべきことに、その正体は元警察官の木野一政(要潤)だという。

そんな中、池袋のホテルで警察官も被害を受ける発砲事件が発生。現場に急行した姫川は、近くの公園に身を潜めていた木野を発見、確保する。元警察官の木野はなぜ、反社会組織の連中ばかりを狙った連続殺人を起こしたのか。取調べを進める中で驚くべき真実が明らかになっていく。一方、“ブルーマーダー”の共犯者を追う菊田和男(亀梨)は、潜伏しているアジトにたどり着く。単身で乗り込む菊田に、絶体絶命のピンチが襲い掛かり……。

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