窪田正孝が主演する月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』（フジテレビ系、毎週月曜21:00～）の第10話が、6月10日に放送される。

同ドラマは、現在「グランドジャンプ」（集英社）で連載中の同名コミックが原作。写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師・五十嵐唯織（窪田）を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

本田翼が唯織の幼なじみで放射線外科医の甘春杏を演じるほか、広瀬アリスが新人放射線技師の広瀬裕乃を、劇団EXILEの鈴木伸之がイケメン整形外科医・辻村駿太郎、“ラジハ”のメンバーを遠藤憲一、山口紗弥加、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人が演じる。

＜第10話あらすじ＞
出勤途中の唯織（窪田）のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授からメッセージが届く。人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。

鏑木（浅野和之）は、辻村（鈴木）の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介（名高達男）から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。妻の聡子（梅沢昌代）と娘の加奈子（丸川ゆい）に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、とうれしそうに話す鏑木。

そんな折、ラジエーションハウスに杏（本田）の父親で、元院長の正一（佐戸井けん太）が突然現れる。正一がうつ病の状態だと知る小野寺（遠藤）やたまき（山口）らは、努めて明るく彼を出迎える。

同じ頃、辻村は、嶋田茜（西原亜希）の1歳8か月になる息子・光の診察をしていた。骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃（広瀬）は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下（浜野）に助けを求める。そこで、3か月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが……。

鏑木は、院長の渚（和久井映見）に辞表を提出。院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づく。正一も鏑木にあいさつしようと立ち上がるが、その時、突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。