窪田正孝が主演する月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』（フジテレビ系、毎週月曜21:00～）の第9話が、6月3日に放送。インターネット上では、ラストのあるシーンが話題となった。

同ドラマは、現在「グランドジャンプ」（集英社）で連載中の同名コミックが原作。写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師・五十嵐唯織（窪田）を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

本田翼が唯織の幼なじみで放射線外科医の甘春杏を演じるほか、広瀬アリスが新人放射線技師の広瀬裕乃を、劇団EXILEの鈴木伸之がイケメン整形外科医・辻村駿太郎、“ラジハ”のメンバーを遠藤憲一、山口紗弥加、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人が演じる。

前回、病院内で意識を失い、エスカレーターから転落した杏。検査の結果、軽い脳震盪ということが分かり安心するも、肩を痛めてしまった。亜脱臼のため、辻村は「保存的治療（出血させずに治療する方法）でいいでしょう」と診断。五十嵐は他の方法でも検査した方がいいと勧めるが「彼女は僕の患者です」と突っぱねられてしまう。

そんな中、辻村の父親で麗洋医科大学病院教授の辻村丈介（名高達男）の紹介で、大物政治家の安野将司（中村梅雀）が極秘入院することに。検査入院と銘打っているが、じつは政治資金のスキャンダルでマスコミから身を隠すためで、治療する必要はない。しかし、すぐに週刊誌にかぎつけられたため、形式上で技師たちが検査をすることになった。その間も、どうしても杏の肩が気になる五十嵐は、辻村に検査を再度依頼。辻村は、やはり必要ないと言い「医師と技師は違う」と五十嵐に怒りをぶつけた。

そして、安野を検査しようとすると辻村丈介が、安野が不快に思っていること、そして麗洋医科大学病院ですでに検査をしていることを理由に、再度行う必要はないと中止を訴えてきた。父親の言葉に落ち込み、検査をやめようとする辻村に、技師長・小野寺俊夫（遠藤）は「あんたのオーダーがある以上、俺たちはやるよ」と半ば強引に検査を行う。すると、安野にスキルス胃がんが見つかった。技師たちの技術を目の当たりにした辻村は、心を入れ替え、杏の検査も行うことに。すると、このまま保存的治療を続けていたら症状が残っていた可能性が発覚。辻村自ら手術をして事なきを得た。

最後に辻村は技師たちに礼を述べた後、五十嵐に握手を求め「良きライバルとして仕事も恋愛も負けるつもりはありませんよ」と宣戦布告。辻村の力が強かったようで、五十嵐は「痛い！」と苦笑いを浮かべていた。

ネットでは、五十嵐と辻村の握手シーンに「めっちゃニヤニヤした」「最後のイチャイチャはなんですか？」「あんなイケメン医師と技師がいる病院なら検査入院したい（笑）」といった声が上がっていた。