山本美月、松坂桃李との別れに「きつかったなぁ…」

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松坂桃李主演のドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第6話が、5月28日に放送。このほど、川奈つぐみ役の山本美月から、第5話で鮎川樹(松坂)と別れることになったシーンについてコメントが到着した。

本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエによる同名コミックを原作としたラブストーリー。不慮の事故で突然車いす生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・樹が、高校の同級生・つぐみと再会し、心を通わせる姿を描いていく。

第5話では、つぐみがホームから転落しケガをしたのは、何もできない自分のせいだと自分自身を責める樹に、追い打ちをかけるようにつぐみの父・元久(松重豊)から「頼む! 娘と別れてくれ」と土下座されてしまう。そして、そんな樹は自分といると“つぐみのことをどんどん不幸にさせてしまう”と、つぐみを思い、別れを告げるところで物語が終わった。このつぐみを思ってこその樹の決断に、SNS上では「大号泣」「ものすごく切なくて涙が止まらなかった」「それぞれの立場の気持ちがわかる」「これぞまさに純愛」といった感想が寄せられ、多くの視聴者が涙した。第6話では、互いに断ち切れない思いを抱きながらも、新たな人生のスタートを切った二人のそれぞれの姿を描いていく。

山本は、第5話の撮影について「つぐみの気持ちに引っ張られて、(第5話のラストで)別れた日(の撮影)はきつかったなぁ」と撮影の裏側をポロリ。さらに「あれだけ大きい恋愛をしていると、喪失感も本当に大きいと思うので、そばで支えてくれる人がいたら甘えてしまう気持ちは分かります」と、幼なじみの是枝洋貴(瀬戸康史)につい頼ってしまう、つぐみに共感する本音も明かした。

ちなみに自身が大失恋をしたら、どのように立ち直るのかという質問については、「大人になるにつれて“時間がかかるなあ”と思いますが、やっぱり、新しい恋愛をするのが一番だと思います。“女友達とたくさん遊ぶ”とか言うけど、それだけで埋まるような恋愛は、大恋愛ではない気がします。でもなかなか出来ないんですよね〜、新しい恋って(笑)」と笑顔を浮かべて答えた。

さらに、松重と堀内敬子が演じるつぐみの両親については「すごく愛情を感じます。愛情があるから、厳しくされているのが分かります。“この人たちのことを傷つけたくないな”って思わせる空気感は、本当にすごい。長女としてあのご両親に育てられたら“気持ちに応えたい”という思いが、強くなると思います」と回答。

第6話では、長女で責任感の強いつぐみは、樹への思いを断ち切るためにも地元・松本へ帰る決断をするが、樹とつぐみ、運命の歯車は本当に止まってしまったのか……?

<第6話あらすじ>
「娘は、自分の代わりに背負って歩いてくれる人に任せたい」――娘の幸せを願う元久(松重)の言葉がきっかけで、つぐみ(山本)との未来について改めて考えた樹(松坂)。このまま一緒にいても、自分ではつぐみを幸せにするどころか、ピンチに駆けつけることもできない。つぐみのことを大切に思っているからこそ、悩んだ末に樹が出した答えは“別れ”だった……。

樹に突然別れを告げられ、失意のどん底で帰宅したつぐみに、実家からある知らせが届いていた。しおり(岡崎紗絵)と洋貴(瀬戸)とともに急いで松本へ向かうが、これを機につぐみは、まだ心に残っている樹への思いを断ち切るためにも、仕事を辞めて東京から離れることを決意。洋貴は、そんなつぐみの胸の内を察しつつも、改めてつぐみへの思いを告げる。

一方、自ら恋に終止符を打った樹もまた、つぐみへの思いを捨てきれずにいた。そんなある日、上司の渡辺(木村祐一)から、つぐみが東京から去ることを聞いた樹。二度と会えなくなるかもしれない……そう思った樹は、急いで高速バスの乗り場へ向かう!

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