6月1日にスタートするオトナの土ドラ『仮面同窓会』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の囲み取材会見が22日、都内で行われ、主演の溝端淳平と共演の瀧本美織が登壇。互いの印象をユーモアたっぷりに語った。
本作は2016年より始まった「オトナの土ドラ」の記念すべき20作目の作品。高校時代の親友4人が体罰教師への仕返しとして催した「仮面同窓会」で、思わぬ展開から殺人事件に発展。互いが疑心暗鬼に陥る中、隠された秘密が次々に明らかになり、新たな殺人事件が起きるというクライムストーリーとなっている。
瀧本は27歳にして高校の制服姿を披露するが、「本当に失礼しています。卒業して10年経つんですけど、恥ずかしかった。でも、年齢は関係ないぞって」と開き直りながら奮闘した様子。
溝端は瀧本の印象について「存在自体がオアシスだった。あまりにも屈託がなくて、いつも笑顔で、誰も傷つけない」とその純粋さを絶賛。タイトルにちなみ「でも、それ自体が仮面をかぶっているんじゃないかって」といじると、瀧本は恥ずかしそうな表情を浮かべていた。
瀧本は現場では天然キャラで、溝端や共演者の永井大からいじられることも多かったとのこと。溝端が「ちょっと僕が言った嘘をずっと信じていたりするんです。現場に内藤さんという人が3人いたんですけど、兄弟だよって冗談で言ったらそれをずっと信じていて」と瀧本の天然エピソードを紹介すると、瀧本は「嘘ばかりつくんです。永井さんもそんなところがあって、うちの子2歳でバク転ができるって言ってきたり……」とポツリ。
ドラマの内容に絡め「互いを見て仮面をかぶっているなと思っているところ」を聞かれると、瀧本が逆に溝端をチクリ。「普段は仮面がぶっている感じは受けないけど、繊細ぶっている感じがあります」と話して溝端を大慌てさせる一幕もあった。
また、溝端は「高校時代に戻ってやり直したいこと」を聞かれると、「文化祭で女装して姉の下着を借りて踊ったのが僕の黒歴史です」と告白して笑わせた。