土屋太鳳と大谷亮平が日本を飛び出し、自撮りしながら旅をするドキュメンタリー番組『the trip~じ・とりっぷ』が、フジテレビの動画配信サービス「FODプレミアム」で配信中。「土屋太鳳編」の#1では、土屋が台湾を巡りながら自身の結婚観や死生観を語った。
この番組は、役者自らがカメラマンとなり、プライベートな旅の工程を記録しながら、ふいに投げかけられた問いに答えていく新しい形のドキュメンタリー番組。NHK朝の連続テレビ小説『まれ』で脚光を浴び、以降もドラマや映画で活躍し続ける若手実力派女優の土屋が台湾を訪れ、自身の内面と向き合っていく。
「曇っているけど、落ち着いていていい感じ」と、リラックスムードの土屋がまず訪れたのは、縁結びで有名な台北霞海城隍廟。台北随一の観光スポットとしても知られ、多くの若者が訪れるこの廟で、土屋はさっそくガイドに教えを請いながらお参り。そんな縁結びのパワースポットで「良い縁に巡り会えたら、結婚したいですか?」という質問を受けた土屋は、「結婚したいです」と即答する。
土屋は、「一緒に誰かと住んで、何か変わったとしても、変わらなかったとしても、やっぱりそれは結婚することによって得られる感情とかがあると思うんです」と持論を展開。「だから、結婚しなくてもいい、こだわらないっていうのは一見自由だなと思うんですけど、人生一回しかないから、結婚というものに機会があったら全力で挑戦してみたいなっていうふうに思います」と自身の結婚観を述べた。
台北霞海城隍廟の後は様々な店舗が軒を連ねる永楽市場へ。さらに『千と千尋の神隠し』のモデルになったとも言われる観光名所の九份へ。車での移動中、土屋は車窓から見えた台湾独自の家のようなお墓に着目し、「お墓が宮崎にあるんですけど、宮崎の道を走っているみたい」とポツリ。その際に投げかけられた「もしも今、自分の余命がわずかだと知ったら?」という質問には、「やれる限りの仕事をしたい」と答えていた。
土屋は、女優になって10年の間に出会った友人やお世話になった人たちにとっては、「仕事をしている姿が土屋太鳳としての姿だと思う」と語り、その人たちのために「できる限りのお仕事をして、最期を迎えたいなと思います」と打ち明けた。
土屋の結婚観や死生観が垣間見える台湾の旅は九份へと舞台を移し、彼女の内面をさらに深掘り。#2では、九份の感動の景色が広がる中、土屋が「水に流したい過去」について語りだす。