GACKT、MALICE MIZER脱退理由を告白!亡くなったメンバーへの思いも「まだ彼は…」

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GACKTが、5月16日に放送された『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系、毎週木曜21:00~)に出演。先日放送され大反響となった2時間スペシャルの未公開シーンとして、かつて所属していたヴィジュアル系バンド・MALICE MIZERを脱退した理由が語られた。

ソロアーティストになる前、MALICE MIZERのボーカルを担当していたGACKT。人気絶頂だった1999年に突然脱退したが、真相を語らなかったため、当時、新聞や雑誌から猛バッシングを受けていた。

GACKTは脱退理由について「方向性の違いと言うよりも、25歳の時にバンドのメンバーが集まって“解散する”話になっちゃったんですよ」と告白。「テレビなのでどこまで言っていいのか分からないですけど」と前置きした上で、GACKT対メンバー&社長という構図になってしまったといい、本音としては、脱退したくなかったのだが「だったら僕は自分の音楽を作ろう」と思いソロに転向したとのこと。

メンバーの中ではドラムのKamiさんと仲が良かったが、脱退後半年で亡くなってしまった。お互い連絡もとっていなかったため、ニュースでその事実を知ったという。それから、突き動かされるようにKamiさんの地元・茨城県へ車を走らせたGACKT。しかし、具体的な住所は知らなかったそうで「何でそんなことしたのか分からないけど、茨城に入ってからは、いろんな人の家にインターホンを押して聞いて回った」と振り返る。朝から回ってKamiさんの実家に到着したのが夜の9時頃。それほどまでして、手を合わせて脱退したことを謝りたかったと語った。それから毎年誕生日と命日には、墓前で「頑張っているよ」「こんなことやってんだよね」と報告しに行くのだとか。Kamiさんの両親に「ただいま」とハグや握手をし、受け入れられている様子のVTRも放送された。

MCの坂上忍が、忘れたフリができるのに、GACKTはそれをしなかったと指摘すると「そんな器用じゃないんですよね」と笑みをこぼし「まだ彼は自分の中で生きている」と本音を吐露していた。

インターネット上では、普段見ることのできないGACKTの一面が明かされたことで「ファンは報われるんじゃないかな」「人間味が溢れている」「Kamiさんの話は泣ける」といった声が寄せられていた。

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