槇原敬之、自身の楽曲とあのビッグネームのテーマ曲との類似性を告白「催眠学習だった」

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ゲストの槇原はとっておきのエピソードを披露
ゲストの槇原はとっておきのエピソードを披露

歌手の槇原敬之が、動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信中の『久保みねヒャダこじらせナイト~こじらせデストピア編~』にゲスト出演し、MCを務める漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインと共にトークを展開。「こじらせライブVOL.16」#16では、槇原の名曲に関する話題で盛り上がった。

今回は、番組からのラブコールに応える形で槇原がスタジオに登場。トーク番組に出演するのは初めてに等しいという槇原だったが、すぐに3人と打ち解け、リラックスムードでトークを繰り広げた。

槇原といえば、ピアノの弾き語りのイメージがあるが、実は「自分が弾けるようにだけしか弾けない」そうで、さらに歌う際には、歌いやすいように音程を「トランスポーズ(変調)」しているという。槇原が、「みなさん、ピアノはあんまり弾けなくてもシンガーソングライターにはなれます」と呼びかけて笑いを誘うと、同じく様々な曲を生み出してきたヒャダインも同調。

さらに、これまで槇原に憧れるあまり、槇原の曲を“パクって”いたことを公言していたヒャダインは、「ご本人に、僕が言う曲を聞いてもらって、何をパクったか当ててもらうっていうのはどうでしょう?」と提案。指示通り、ヒャダインが作曲したノースリーブスの「君しか」のイントロが会場に流れると、槇原は頭からハテナマークを浮かべながらも、「“ズル休み”かな?」と回答。ヒャダインが「正解です!」とパクリを認めるも、槇原は「いや全然ですよ!」と否定しつつ、「でも嬉しいです。もしもこの曲が僕の(曲)が元というか、あれだったら嬉しいです」と笑顔を見せた。

ヒャダインは槇原の名曲「ズル休み」を死ぬほど聴き込んだそうで、このパクリに関しては、「罪が許されたとは思ってない」と反省。そんなヒャダインをフォローするかのように、槇原は「そしたらちょっと、これ言ってもいいですか」と切り出し、「ある時気づいたんですよ。催眠学習だったって。この曲、“イノキボンバイエ”と似ているんです」と告白。自分でも気づかないうちに、「ズル休み」がプロレスラー・アントニオ猪木の入場曲に似てしまっていたことを打ち明けた。

これには3人も「本当だ!」と大爆笑。能町は、「じゃあ、ヒャッくんのはパクリのパクリですよ」と断罪。実際に聴き比べてみると、イントロ部分が確かに似ており、槇原は「これは本当に作って何年か経ってから……似てない? みたいな」と無自覚だったことを明かし、久保も「後出しで気づくのはしょうがない」と慰めていた。

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