瀬戸康史、片思い中の是枝に共感「僕は9割の勝算がないと行けない」『パーフェクトワールド』

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松坂桃李主演のドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第3話が、5月7日に放送される。今回は、松坂演じる鮎川樹と山本美月演じる川奈つぐみの関係が進展する一方で、つぐみの幼馴染でもある瀬戸康史演じる是枝洋貴にも焦点が当たる。

本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエによる同名コミックを原作としたラブストーリー。不慮の事故で突然車いす生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみと再会し、心を通わせる姿を描いていく。

第2話では、つぐみの思いを一度は拒絶した樹が、つぐみの覚悟に応えるべく、諦めたはずの恋愛をしてみようと思い直すまでが描かれた。第3話では、そんな2人の関係が進展。江の島へ出かけたり、樹の部屋で休暇の予定を相談したりと、デートを重ねる2人。ゴールデンウィークを迎え、樹とつぐみは車で故郷の長野に帰省するが、実家に到着すると、つぐみの父・元久(松重豊)と鉢合わせしてしまう。一方、つぐみにプロポーズすることまで考えていた是枝は、つぐみの恋を応援しながらも、その事実に大きなショックを受けていた。

つぐみに思いを寄せつつも、なかなか告白できずにいる是枝に対し、SNSでは、「#是枝がんばれ」「#是枝派も絶対いる」といった是枝を応援するハッシュタグも盛り上がりを見せている。

実際に是枝を演じている瀬戸も、「つぐみは一つのことに集中してしまうタイプなので、自然と気になるし、“どういう顔して鮎川のことを喋っているの?”などと、考えてしまっていると思います」と是枝の心中を推察。さらに、「片思いなんですけど、そこには“つぐみが幸せになってほしい”という気持ちもあるんです。その反面“何で鮎川なんだ? 俺は幼い頃から一緒にいるのに、何で気づいてくれないんだ?”という、むずがゆいというか、どうしようも出来ない怒りのようなものも感じます」と、是枝の複雑な胸の内を説明した。

また、もし自身が是枝の立場になったらという質問には、「俺が、俺がって感じでは行けないですし、やっぱり様子を伺っちゃいますね。是枝もどこか自分の気持ちを隠したり、おさえたりしちゃうタイプかなと思うので、その部分は共感できます」と回答。そして、「僕は傷つくのが怖いので、9割の勝算がないと行けないです(笑)」と自身の性格を打ち明けた。

また、本作については、「本当に素敵なラブストーリー」と絶賛した上で、「このドラマは、ラブストーリーに、障がいとか、誰が誰を好きとか、様々な事情が絡んでいます。そういう複雑なことは、皆さんの日常にも起こりうることですし、もしかしたらすでに起こっているかも知れないですよね。なので、きっとみなさんに共感していただけるのではないかと思います」とコメント。そして、「見ていただいた方々が、“明日も頑張ろう”とか“恋愛や仕事頑張ろう”と、活力になると思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです」と締めくくった。

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