猪塚健太『インディゴの気分』ファンの“熱”に感謝「スタッフの一人みたいな感覚」

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久住春彦を演じた猪塚健太
久住春彦を演じた猪塚健太

先月の4月に最終話が動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信され、大きな話題になったBLドラマ『ポルノグラファー~インディゴの気分~』。その出演者の一人で、前作『ポルノグラファー』の主人公でもある久住春彦を演じた猪塚健太のインタビューが、同サービスで配信中だ。

『インディゴの気分』は漫画雑誌「on BLUE」(祥伝社)に2016年8月から連載されていた丸木戸マキの同名漫画を原作としたFODのオリジナルドラマで、昨年、FODで配信&地上波で放送され、FODオリジナル作品としては異例の大ヒットを記録した『ポルノグラファー』の過去編にあたる物語。本編では竹財輝之助演じる小説家・木島理生と、吉田宗洋演じる木島の担当編集者・城戸士郎の出会いと、現在の“関係”に至るまでが描かれた。

前作で木島と結ばれた春彦は、『インディゴの気分』では最終話の#6「存在することの彼方へ」でようやく登場。木島の“今”を支えるという重要な役割を担ったが、『インディゴの気分』の制作決定の報告を受けた際、猪塚は「めちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びつつも、「ひょっとして出ない可能性もあるなってところもよぎりました」と出番がないことを危惧していたことも明かした。

しかし、全体で3分ちょっとのシーンながらもしっかりと出番はあり、十分な存在感を発揮。木島と春彦のシーンの撮影はわずか1日だったにも関わらず、前作から続く2人の結びつきと、そして“特別な相手”になったからこその新たな関係性を見事に体現した。

猪塚も自身の出演シーンには手応えがあったようで、「今あるこの二人の関係だからこそ出てくる、先生を迎えるときのちょっとうれしい感じだったりとか、ホッとする感じっていうのが、今回初めてあったんで、そこがすごい僕的には印象的ですね」と語った。

最後に、猪塚は続編の『インディゴの気分』が制作されたのは、視聴者の「熱」や「言葉」がきっかけだったと断言。放送中や放送後にSNSなどで盛り上がっていたファンを「“スタッフの一人”みたいな感覚」と表現。深い感謝のメッセージを伝えていた。

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