「学校は失敗が許される場所」様々な事情を抱えた生徒達と向き合う女教師に密着『セブンルール』

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北星学園余市高校の教師・本間涼子(38)が、4月9日放送の『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)に登場。様々な事情を抱えた生徒達が集まる学校で、正面から生徒達と向き合い、信頼を集める彼女のセブンルールに迫る。

同番組はテレビに出ることはなかなかないけれど、様々な分野でそのキャリアを輝かせている女性に密着する新感覚ドキュメント。今回の主人公は、北海道旭川市で生まれ育った本間。学生時代に看護の道を志し、看護師免許を取得した。だが、最初に選んだ勤務地で人間関係に悩み、旭川に帰省する。そこで、友人が撮影した写真に影響を受け、本格的に動物を撮るようになっていった。

北海道にある全校生徒約200人のこの学校は、全国の高校中退者や不登校者など様々な事情を抱える生徒を受け入れている。本間は、生徒一人ひとりと、正面から本気で向き合い、やんちゃな生徒達から「北海道一自分を貫いている女」、「最初は『何やコイツ』と思ったけど、今はめっちゃ好きっす」と、絶大な信頼を寄せられている。

兵庫県出身で、今もコテコテの関西弁を使う本間。幼い頃に両親の離婚を経験し、「親に迷惑をかけないように選んだ学費の高くない進学先が、たまたま教員養成の学校だった」と話す。先生になりたいと思ったことはなかったという。22歳で地元にある私立の小学校で教師生活を始めた。その後、余市高校の存在を知り、一人ひとりの生徒とまっすぐ向き合える環境に惹かれ、24歳で地元を離れてこの学校に入った。

カメラを通して見えてくるのは、不器用な生徒と衝突しながらも、その生徒自身が納得するまでとことん寄り添う本間の姿だ。こうした彼女に対し、時には恥ずかしがりながら、そして時にはちょっかいを出しながらも慕う生徒達。そんな両者の関係性が印象的だ。「学校は失敗が許される場所。その失敗をどう乗り越えるか練習する場所が学校」と語る本間。毎年やってくる卒業式……巣立ちの時を迎えた生徒達を前に、彼女が思うことは?

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