窪田正孝、怪我で役作りのヒント得る!?「人と人という感じで接してくれた」『ラジエーションハウス』

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窪田正孝が主演し、本田翼がヒロインを務める月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)が、4月8日にスタート(初回は30分拡大)。放送を前に、4月5日、都内で取材会が行われ、窪田、本田、広瀬アリスが登壇した。

“平成最後の月9”であり、新元号“令和最初の月9”となる本ドラマは、現在「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックが原作。写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師・五十嵐唯織(窪田)を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

窪田にとって本ドラマは月9初主演となるが、「子供のころからたくさん名作と言われる月9を見ていたので、そこに30歳になって立てることには喜びもある反面、責任も感じています」とコメント。「でも、主演ということで気負いを感じているわけではないです」と述べ、過去の月9では『ロングバケーション』が好きだったと告白。同ドラマと同じ演出家の鈴木雅之が今回の演出を担当していることに触れ、「すごくパワフルな人。鈴木さんと出会えたことは本当に大きかった」と良い刺激になっているという。

撮影も順調に進んでいるといい、「チーム感もどんどんできているのでそれが映像にも反映されるんじゃないかと思っています」とにっこり。本田も「朝早くから夜遅くまで撮影しているけど、主演の方(窪田)の前室が静かになったことは一度もないです。それくらいみんなずっと話しています」と仲の良さをアピール。広瀬も「現場は楽しくてすごくいい空気の中やらせてもらっています。おふざけモンスターと言われる遠藤憲一さんがいて、初対面と思えないような雰囲気になっているんです」と同調。わきあいあいとした雰囲気の中、まとめ役は浅野和之が担当しているといい、窪田は「浅野さんに(騒いでいると)“ここは現場だ”って言われました」と照れ笑いで紹介。

窪田はまた、3月に大阪・森ノ宮で公演していた舞台「唐版 風の又三郎」の最中に右ひざ半月板を損傷する怪我を負ったと報道されたばかり。怪我について問われると。「順調に回復しています」と回答。「実は、大阪でMRIを撮った時に担当がすごく若い方で、医者と人というより人と人という感じで接してくれたんです。それが今回、役を作る上でも参考になりました。怪我の功名かもしれないです」と明かした。

令和初の月9となることも話題に挙がったが、昭和、平成と生きていたことを振り返りつつ、「90歳ぐらいまで生きる予定。だから、もう一個ぐらいは元号いけるんじゃないですか」と話して周囲を笑わせていた。

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