東海テレビとWOWOWの共同製作連続ドラマ『ミラー・ツインズ』（Season1は東海テレビ・フジテレビ系、4月6日スタート、毎週土曜23:40～／Season2はWOWOW、6月8日スタート、毎週土曜22:00～）の第1話試写・制作発表が2日、都内で行われ、主演の藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）、倉科カナ、高橋克典、石黒賢、村上正典監督が登壇した。
同じ遺伝子を持ちながら誘拐事件のことを心に抱え続け刑事になった弟と、誘拐事件の被害者となり苦難の道を歩いたあげく犯罪者として現れた兄。鏡のように裏表で反目し合う双子の運命を息もつかせぬ展開で描く本作。藤ヶ谷が刑事と犯罪者の一人二役で主演を務める。
壇上では藤ヶ谷の一人二役に絡め、キャストの意外な一面がトークのテーマに。藤ヶ谷は石黒と高橋のギャップに言及。「すごく怖い方でどうしようと思っていたら、現場ですごく気さくで話しやすくて……。重いシーンが続く中、現場は和気あいあい。すごく楽しかったです」とコメント。石黒はこれに「僕は怖いと思われているということが多い。なんでだろう」と照れ笑いを浮かべつつ、「藤ヶ谷君はアイドルだからいろいろクールによそわなきゃいけないところもあるんだろうなと思ったんですけど、すごくいいやつでした」と藤ヶ谷の人柄を絶賛。
高橋も「誰よりもオープン。誰より気さくで、前に同じキスマイの宮田俊哉君とやっていたことがあって、コンサートにも行ったんですけど、藤ヶ谷君についてはその時のイメージがあったんです。でも、実際はアイドルをやっていることを忘れるくらい気さくでした」と石黒に同調。倉科も「藤ヶ谷さんはアイドルされているのですごくキラキラされているのかなと思ったら、意外と、渋い。冷静」と藤ヶ谷の素顔を紹介した。
さらに倉科は「先日、空き時間のシーンに好きな和食、家庭料理は何ですかと聞いたら、お味噌汁とおっしゃっていて。わたしのなかでもつじつまが合った」とにっこり。村上監督は藤ヶ谷の意外性として「藤ヶ谷は華奢でいながらも意外と肉体派」とそのボディに着眼。「懸垂をしながら芝居をするシーンがあったんですけど、スタントの人を呼んでいたにもかかわらず自分でやり通した」と藤ヶ谷のストイックな一面を絶賛した。
一方、高橋と石黒の熟年コンビも現場で息ぴったりだったようす。高橋は「石黒さんは僕より年下なのに偉そうにしていますが、実は昔、僕が事務所でアルバイトをしていた時に、一瞬、石黒さんの付き人についたことがあるんです」とカミングアウト。どよめく会場で「どうか僕ら50代の演技にも注目してください」と呼びかけていた。
