錦戸亮『トレース』クランクアップ!最終回の過酷な撮影終え「やっと今日解放されます!」

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錦戸亮(関ジャニ∞)がこのほど、主演を務めるドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)をクランクアップ。撮影の感想や3月18日に放送される最終回90分スペシャルの見どころを語った。

本作は、科捜研を舞台に陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸)が、新人法医研究員・沢口ノンナ(新木優子)とベテラン刑事・虎丸良平(船越英一郎)と共に難事件に向き合う、1話完結のドラマ。

早朝の都内でクランクアップした錦戸は、「お疲れ様でした! 去年11月下旬から始まった撮影ですが、この1週間はみなさん本当にきつかったと思います。やっと今日解放されます!(笑)」と、最終話に向けて連日のハードな撮影を走り抜けた率直な感想を明かした。

続けて、「無事に全ての撮影が終わり、編集も滞りなく進んで、打ち上げで楽しいお酒が飲めたらいいなと思っています。その時はみなさん乾杯してください。お疲れ様でした!」とあいさつ。4か月間、連日長時間に及ぶ撮影の疲れを一切見せず、笑顔で締めくくった。

その後、錦戸は撮影を終えた心境も告白。クライマックスシーンを撮影した2日間が最も印象に残っているといい、「体力的にも大変でしたが、とても緊迫したシーンだったので、いい緊張感の中で臨むことができました」と振り返った。

さらにこの日は、船越もクランクアップ。錦戸との共演シーンで4か月の撮影を全て終えた。船越はキャスト・スタッフを前に「本当にみなさん、お疲れ様でした! 撮影が終わった今の感想は、うれしい!」と声を上げると現場は爆笑に包まれたが、「でもうれしい以上に、みなさんと別れるのが寂しい! これに尽きます。本当にそんな風に思わせてくれる現場を作って下さったみなさんに、心から感謝しています。ありがとうございました!」と熱いメッセージを送ると、大きな拍手が沸いた。

錦戸はそんな船越との共演を、「船越さんは大ベテランで経験値が違いますから、現場での立ち振る舞いなども勉強になりました」と刺激を受けたといい、同じく主要キャストの新木についても「すごく素直でニコニコしているので、スタッフさんたちは癒されていたと思います」と振り返った。

さらに最終話について、「家族を殺害したのは誰なのかをずっと探し続けてきて、真野君なりの答えが出ると思います。しんどい事実かもしれませんが、みなさんも一緒に受け止めていただけるとうれしいです」とコメントした。

<第11話あらすじ>
「武蔵野一家殺人事件」の真相を追う真野は、早川(萩原聖人)とともに食品会社社長の佐保(袴田吉彦)に会いに行った。ところが佐保は、ボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死んでしまう。佐保は、不審死を遂げたホームレスの新妻(伊藤高史)と同じく早川の教え子のひとりであり、真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格でもあった。

科捜研に戻った真野は、虎丸を交え、ノンナと海塚(小雪)にこれまでの経緯を話す。真野は、「武蔵野一家殺人事件」の証拠品だった軍手に残されていた身元不明のDNA型と、妊娠していた姉・仁美(夏子)の胎児の絨毛のDNA型を鑑定し、その2つに親子関係が認められることを突き止めていた。つまり、仁美を妊娠させた相手が、真野の家族を殺した犯人である可能性が高いということ。そこで真野は、佐保の心臓血のDNA型を調べたが、親子鑑定の結果は不一致だった。

佐保が死亡したボイラー室に臨場した真野は、ガスの元栓部分に付着した手袋の皮革を発見。その持ち主と思われる人物の皮膚片から採取したDNA型は、「武蔵野一家殺人事件」の軍手のDNA型と一致していた。新妻の事件同様、佐保の事件にも捜査の打ち切り命令が出た中、仁美の交際関係をもう一度洗い直す真野たち。そこで得た証言を基にさらに調べていくと衝撃の名前が浮かび上がる。

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