霜降り明星の粗品が史上最年少で『R-1ぐらんぷり2019』優勝!「小栗旬さんにお会いしたい」

公開: 更新:

ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2019』(カンテレ・フジテレビ系)が10日、都内で開催され、霜降り明星粗品が17代目R-1王者に輝いた。粗品は26歳2か月での優勝で、同番組史上最年少の王者となったほか、昨年、霜降り明星として出場した『M-1グランプリ2018』(ABC・テレビ朝日系)でも優勝。史上初の2冠の偉業も成し遂げた。

優勝賞金500万円を獲得し、トロフィーを受け取った粗品は、番組終了後に会見を行い、「最高の気分です」とガッツポーズ。高校生時代からこの『R-1』に出場してきた経緯があり、「『M-1グランプリ』とはまた違った形で燃えていたんです。お笑いを目指すきっかけになったのも『R-1』。こうして優勝できるのは嬉しいです」としみじみコメント。

優勝の手応えに関しては予選時においでやす小田と、また決勝でセルライトスパ大須賀健剛と同点首位になったことを意識してか「怪しいですよね。怪しさを残してしまったのは心残り」と謙遜。「でも運が良かったなってポジティブにとらえます」と述べ、最年少優勝になったことについても「最年少は知らなかったです。記録を作らせてもらって嬉しいです。でも、僕より若い世代にもとって欲しい。僕が最年少じゃなく、いつか抜かれたっていうのも見てみたい」と後輩たちにもエールを送った。

『M‐1』の賞金は先月末に入ったが「それはもうなくなったんです。後輩とか母ちゃんに使ってしまって……」と衝撃の告白。そのため「今回のは自分のことに使おうかなって」と希望したが、一方で「ただ、リアルな話、母ちゃんの欲しいもの10個挙げてもらって使ったら500万円を超えてしまって。その足しにします」と話していた。

相方のせいやも出場したが、敗戦。だが、優勝を電話で伝えると、「熱かったですね。電話した時は興奮状態。“めっちゃ面白かった”って言ってくれました」と喜んでくれたといい、「“『M-1』優勝した時より嬉しかった”って言ってくれて……そんな相方います?」と粗品も感慨深げ。「はやく、せいやに会いたいです。気持ち引き締まりますね」と相方への思いを明かした。

副賞として、一度だけ「冠番組」を持つことができる権利も獲得したが、「せっかくやから、せいやとなんかしたいです」と嬉しそうな表情。「どんな番組をしたいか」と問われると、ネタにしてきた小栗旬の名を挙げ、「小栗旬さんにお会いしたことなくて、呼べるなら対面したいですね。小栗旬さんにお会いしてみたいです」と共演を熱望していた。

今後については「具体的に次これ優勝したいというのはないです。霜降り明星として、いろんな方に面白いと思ってもらいたい。コンビで売れたいというのがあります」と粗品。東京進出も公言しているが、「東京での生活が楽しみです。人も大阪より東京のほうが多いんですよね。そういうのも楽しみです。いろんな仕事があるのが東京。東京で“ああ、東京やな”っていう仕事をしてみたい」と照れくさそうに話していた。

PICK UP