月9『トレース』&本広克行監督ドラマがコラボ!船越英一郎、異色の撮影楽しむ

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錦戸亮(関ジャニ∞)主演の本格科捜研サスペンスドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)と、4月1日からスタートする警察ドラマ『警視庁捜査資料管理室』(BSフジ、毎週月曜23:00~)のコラボが実現。『トレース~科捜研の男~』船越英一郎演じる刑事・虎丸良平が、そのままの役柄で『警視庁捜査資料管理室』に出演。一方、『警視庁捜査資料管理室』からは、瀧川英次演じる技術専門官・明石幸男が、『トレース~科捜研の男~』の第9話(3月4日放送)に出演する。

『トレース~科捜研の男~』は科捜研を舞台に、陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸)が、新人法医研究員・沢口ノンナ(新木優子)とベテラン刑事・虎丸良平と共に難事件に向き合う、1話完結のリアル科捜研ドラマ。『警視庁捜査資料管理室』は、人気ドラマ『踊る大捜査線』を手掛けた本広克行が総監督を務め、第1弾が去年10月に放送された作品で、事件の捜査資料をデジタルデータに置き換え保存する技術専門官の明石が主人公。彼には“妄想癖”があり、捜査資料から妄想を膨らませ勝手に事件を推理していくというかなり風変わりな人物だ。

この2つのドラマのコラボシーンは2月下旬に撮影され、『警視庁捜査資料管理室』のロケ現場となる都内のビルの一室に、船越と月9の撮影スタッフが集結。明石の“捜査資料管理室”を舞台に、まずは『トレース~科捜研の男~』の撮影がスタート。撮影したのは、船越演じる虎丸が、瀧川演じる明石からある捜査資料を受け取る場面。それは真野の家族が殺害された「武蔵野一家殺人事件」の捜査資料で、これを読んだ虎丸は真野の過去に気付くという重要なシーンだ。

このシーンの撮影ではいつも通り鋭い刑事・虎丸を演じた船越だったが、この後に行われた『警視庁捜査資料管理室』の撮影では、虎丸に変化が。捜査資料を読み終えた虎丸が、明石に挨拶をして帰っていくという場面だったが、管理室から去って行く虎丸は入口のドアに衝突。激しく音を立てるというアドリブが飛び出し、撮影現場は笑いに包まれたという。

撮影を終えた船越は「いつもとは違う緊張感で、その緊張感をなんとか破って爆笑の渦にしようというモチベーションがエネルギーになりました」と笑顔。「作品のコンセプトも雰囲気も全く違いますから、虎丸が『トレース~科捜研の男~』で、本当はやりたいけどやりきれないことをやらせてもらえました。ですからきょうは、虎丸のセルフパロディーをやらせてもらった感じでおもしろかったですね」と異色の撮影を楽しんだよう。 

一方、瀧川は「撮影現場は一緒なのに、スタッフと俳優が違うとこんなに雰囲気の違う映像が撮れるんだと新鮮でした」と明かし、「僕は技術専門官で警察官ではない役で、そこにバリバリの刑事の人が来るというシーンだったんですが、本当にそんな気持ちになりました。うゎ! 船越さんが来た! 本物の刑事の人が僕の所に来た……!と思いましたよ。ものすごく楽しかったです」と船越と共演した感想を興奮気味に告白。また、「捜査資料が必要な時には、様々な刑事ドラマのみなさんにぜひここを訪ねて頂きたいですね。局をまたいで紅茶が大好きなおじさまが来て頂いても良いですし(笑)。こちらはウェルカムです!」と、局の垣根を越えたコラボを笑顔で呼びかけていた。

『トレース』<第9話あらすじ>
真野は、高校教師の早川(萩原聖人)から、姉・仁美(夏子)に関する情報を聞く。早川によれば、当時、仁美に交際相手がいたかどうかはわからなかったという。事件解決の糸口を見つけられずに憤る真野。仕事帰りのノンナは、偶然ふたりの姿を目撃するが……。

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