広瀬アリス、8年ぶりの月9『ラジエーションハウス』で新人放射線技師役「あの時には感じなかった緊張感がある」

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広瀬アリスが、窪田正孝が主演し本田翼がヒロインを務める4月クールの月9ドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)に出演決定。8年ぶりの月9出演に「今はあの時には感じなかった緊張感があります」とコメントを寄せている。

同ドラマは、現在「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックが原作。写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師・五十嵐唯織(窪田)を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

月9出演は、2011年1月期の『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)以来となる広瀬。「あれはまだ16歳のときでしたが、今はあの時には感じなかった緊張感があります。やっぱり当時は怖いもの知らずと言いますか……。こんなこと言っちゃいけないかもしれないですが、同世代の方が多かったので、“お仕事”という意識が薄かったように思います(笑)。当時は“楽しい時間”という感じでしたが、今はしっかりと重みを感じています」と年を重ねえての気持ちの変化を明かす。

今回、唯織の同僚の新人放射線技師・広瀬裕乃を演じるが、「同じ名字の役名を演じることはなかなかないと思うので、ちょっと運命を感じています」と打ち明け、「裕乃は真っすぐな女の子で、物語の中で唯一“白”というか、視聴者の皆さんと一番近い目線で物事を見られるキャラクターだと思っています」と役柄について説明。

また、名字以外にも多々共通点を感じるそうで、「裕乃ほど私は喜怒哀楽が激しいとは思っていませんが、多分激しいんだと思います。周りの方の話を聞くと……」と苦笑いし、「本当に似ている部分が多いので、“ありのまま”とまではいきませんが、自分の思いをしっかり出していきたいと思っています。あと、バスケットボールが得意という共通点もありますしね。体力では裕乃に負けませんよ!」と意気込む。

広瀬にとって、本作は初の医療ドラマになる。「“私は何もわかりません”みたいな感じでいけるので、皆さんにいっぱい甘えて1クール過ごしたいと思っています(笑)。年齢的にも出演者の中でおそらく一番下なので、今年の春はいっぱいいっぱい甘えたいです!」と宣言し、「鈴木雅之監督も“目立たない職業にスポットライトを当てるのは月9の中でも挑戦”だとおっしゃっていたので、“放射線技師”を視聴者の皆さんに知っていただきたいです」と期待を寄せる。

医療ドラマだが、シリアスなシーンばかりではなく、それぞれのキャラクターの個性が強く出たコメディ要素も含まれている同作。広瀬は「楽しく見ていただけると思います。行動するメンバーがいつも一緒なので、その中でしっかりチームワークを高め、“『ラジエーションハウス』の色”みたいなものがしっかり出せたらと思っています。春は新しいことを始める季節でもあるので、“挑戦”という意味でもがんばりたいと思います!」と意気込んでいる。

フジテレビの中野利幸プロデューサーは、広瀬の起用理由を「原作と名字が一緒なので、最初から広瀬アリスさんを想像しながら読みました。一番真っさらな目線で物語に存在する、いわば“語りべ”的な重要な役割になりますが、アリスさんはピュアで透明感のあるイメージなので、新人の放射線技師という役柄もピッタリだと思います」とコメントしている。

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