山崎紘菜、平成生まれのキャスト&スタッフで作る特別ドラマ『平成物語』の第2弾で主演に抜擢

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女優の山崎紘菜が、3月18日(月)から5夜連続で放送される特別ドラマ『平成物語~なんでもないけれど、かけがえのない瞬間~』(フジテレビ系、18日は24:50~、19日~21日は24:35~、22日は25:05~)で主演を務めることがわかった。共演は笠松将清水くるみら、次世代を担う新進気鋭の役者たち。また、村上淳高橋和也をはじめとする実力派俳優が華を添える。

本作は、2018年3月に放送されたスペシャルドラマ『平成物語』の第2弾。前作のSeason1は、岡山天音松本穂香片山友希ほか平成生まれのキャストと、監督や脚本、音楽にカメラマン、美術や照明に至るまで、全て平成生まれのスタッフという布陣で制作され、大きな反響を呼んだ。

第2弾となるSeason2では、オーディションで数百人の中から選ばれた山崎、笠松、清水の3人を中心としたストーリーが展開。Season1では「僕たちは何者になれたのだろう」をテーマに、田舎から夢を抱いて上京し、葛藤しながらも平成を生きた一人の青年が描かれたが、Season2では「平成で一番綺麗だった日」をテーマに、ある恋の物語が繰り広げられる。

ストーリーは、平成最後の日に、最愛の人との突然の別れから始まり、話を重ねるごとに、時間軸がさかのぼっていくという異例の構成で、山崎はペットショップに勤める主人公の芽生(めい)を担当。また、笠松は芽生の夫で作家の貴大を、清水は芽生と貴大の知人である凛を演じる。また本作には、Season1の主演を務めた岡山も特別出演。

さらに、Season1に引き続き、脚本は「灰皿を投げない蜷川幸雄」と呼ばれ、注目を集める演出家で劇作家の加藤拓也が手がける。演出は岩井俊二もその才能を絶賛したという映画監督の松本花奈が担当。平成生まれの役者陣とスタッフたちが、平成に生きる登場人物をリアルに描ききる。

以下は、出演者のコメント。

<山崎紘菜>
--連続ドラマ初主演となる今回、出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?

オーディションを受けた時から、ずっと芽生を演じたいと願っていました。ただ、その夢が叶ったのと同時に、前作に続く、それ以上の作品にしなければと焦りも感じました。しかし、台本を開いて芽生と向き合って、知っていくうちに余計な焦りや不安は自然と消えていて、気づいたらただただ撮影が楽しみになっていました。

--視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

なにか大事件が起こったり、劇的なドラマがあるわけではありませんが、小さな幸せと、ささやかな喜びにあふれた、あたたかくて優しい物語です。皆さんの日常にそっと寄り添うような作品になりますように。また、「ただいま」「おかえり」など、大切な方との些細な会話が増えるきっかけになったら嬉しいです。

<笠松将>
--貴大役を演じてみて、いかがでしたか?

自分自身への不安こそありましたが、貴大に対するストレスはありませんでした。人に自慢できるような大恋愛ではありませんでしたが、全てが特別でかけがえのない瞬間だったと、作品を撮り終えて強く感じています。

--視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

第1話の最初のシーン。僕と芽生はこの先、二度と会うことは出来なくなるけれど、山崎紘菜さん演じる芽生のことを、視聴者の皆さま、どうかよろしくお願いします。

<清水くるみ>
--凛役を演じてみて、いかがでしたか?

私が演じた凛は、平成にありふれた女の子だなと思います。実際、自分の中にも凛みたいな部分があるし、凛っぽいって言われることもあると思いながら演じていました。平成女子の等身大な姿を描いているので、あえて若い言葉を使うと、少し"うざいな"と思う部分があるかもしれないですが、共感しやすいキャラクターではあると思うので、ぜひ温かい目で凛の行く末を見守ってほしいです(笑)。

--視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

初めて台本を読んだ時に、まず、台詞回しやこういう人物を描くところがとても平成っぽいなと思いました。それをほとんど20代のキャストスタッフで制作するという、こんなことができるのかと! 台本が面白いので、忠実にそれを再現できるように気を付けながら演じました。平成生まれの思いのたけを、是非感じ取っていただけたらなと思います!

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