佐藤二朗、リリー・フランキー、向井理が、2月10日に放送される『ボクらの時代』(フジテレビ系、毎週土曜7:00~)に出演する。
同番組は、あえて司会者を置かず、3人のゲストたちの普段の顔が垣間見られるような、気負わない雰囲気の中で展開されるとてもシンプルなトーク番組。
今回は、ドラマや映画での共演から親交を深めたという、佐藤、リリー・フランキー、向井の3人が登場。映画『きいろいゾウ』で共演したリリーと向井、ドラマ『神の舌を持つ男』で共演した佐藤と向井だったが、今は3人で仲が良いという。
朝7時からの番組にもかかわらず、「(自分にとっては)朝の番組ではないです。徹夜で飲んだ人が見ている深夜番組(笑)」と言うリリーを筆頭に、とにかく好きな事を話し続けた3人。話題が“おじさん論”に及ぶと、このメンバーの中では最年少の向井も「10代の時から考えたら……もう37なんで、十分おじさんだと思いますけどね。そんなに感覚的には変わっていないから、成長していないなとは思いますけど。だから、どこからおじさんなんだろう?」と考えているとのこと。
すると佐藤が「山田孝之の名言で、思いついただじゃれを口にしないと気が済まなくなったらおじさん」という話をしたところ、その考え方にはリリーも「もやもやしたものを吐き出さないと気が済まない。だじゃれを言うのは、人前でおならをすることが抵抗なくなるみたいなのと同じ」と同意した。すると佐藤が「今、セクハラとかあるからアレなんだけど、(おじさんになって)割とスタッフの女性とかに軽口叩けるようになった」と話を広げるが、2人に総ツッコミされる展開に。さらに3人は、おじさんになって良かったこと、若者への接し方などでも盛り上がった。
そんな佐藤は、現在放送中の『超逆境クイズバトル!!99人の壁』(フジテレビ系、毎週土曜19:00~)で初めてのメインMCを担当。俳優である佐藤が司会をするということで、友人のリリーと向井も注目しているそうだ。リリーが「あれを見ると、本当にみんな、いろいろな夢中になっていることがあってうらやましいなと思ってね」と語ると、向井も「そうですね。自信を持って、ああやって(番組に)出られるくらい打ち込んでいることがあるっていうのはうらやましいなと」と感心しきり。自分の得意分野を武器に、1人の挑戦者が、立ちはだかる99人と戦うクイズの面白さを強調。
話題が「自分が出場するとしたらどんな得意分野で挑戦するか?」になると、一同考え込んでしまうのだが、そこでリリーからちょっとエッチなジャンルの提案が飛び出し、佐藤から「土曜の夜の7時です!」と釘を刺される場面も。
佐藤は、MCについて「“お前が一番、進行わかってないじゃないか”っていうMCを演じているつもりで。まあ、本当にわかってないんだけど」と語り、さらに、番組に挑戦者として出場する子どもたちについて「(何かを)好きになると、もうどんどんのめり込んでいく。大人になってから役に立つ、立たないっていう打算ではなく、とにかく好きになることはいいことだなって、あの番組やってて思う」と熱い思いを明かす。