徳重聡「最悪の悪役です」嫌味なエンジニアの次は悪徳政治家!『トレース』

公開: 更新:

ドラマ『下町ロケット』(TBS系)での嫌味なエンジニア役が話題だった徳重聡が、2月18日に放送される『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第7話にゲスト出演することがわかった。悪徳政治家を演じる徳重は「悪役としては最悪の悪役です」とコメントしている。

本作は、元科捜研研究員の古賀慶が描く累計40万部突破の大人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)を原作とした本格科捜研サスペンス。陰惨な過去を背負いつつも事件の解決に向け、“真実のカケラ”を探す科捜研法医研究員の真野礼二を錦戸亮(関ジャニ∞)、科捜研新人法医研究員・沢口ノンナを新木優子、叩き上げのベテラン刑事・虎丸良平を船越英一郎が演じる。

徳重が演じる都議会議員・伊集院和明は好感度は抜群だが実は、パワハラ疑惑があるなど裏の顔を持つという“悪役”だ。この伊集院の秘書が起こしたという交通事故をめぐり、真野が事件の真相に迫っていく。

徳重からコメントが到着。以下に、紹介する。

――初めての月9出演の感想は?

月9というと、華々しい作品がずらっと並んでいるイメージがあったので、そのような月9で、こんなにあくどい政治家を演じるとは……笑。船越さんが作品の中で、僕が演じる伊集院に対して“ゲス野郎”と仰るんですが、まさにそういう人間を月9で演じるとは思っていなかったので、月9と言われるととても違和感がありますね、笑。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

初日はお台場の海が見える場所で夜のシーンを撮ったのですが、実はそこで少し、月9に参加してるな、という感じはしました、笑。

――好青年の役から、最近では個性的な役まで幅広い人物を演じられていますが、今回の完全悪役はいかがでしたか?

監督からは“完全に振り切って、悪役をやり切ってください”と言われました。とんでもない悪人なので、かえってやりやすいですし、面白くもありますね。

――悪役を演じるにあたって、心がけているところは?

最初はいい人に見えるようにすることが大事だと思います。視聴者の方に、最終的にとんでもなく悪い奴だったなと思っていただきたいので、最初にいかにいい人に見えるようにするかですね。先日、謝罪会見のシーンを撮った際も、すごく良い政治家に見えるように気を使いました。

――今後はどのような役を演じたいですか?

悪役を全部やってみたいですね。今回はとんでもない政治家を演じましたが、反社会的な勢力や犯罪者など悪役といっても色々ありますよね。一通り悪役をやってみたいですね。当たり前ですが、役じゃないとできないので、色々な悪役をやってみたいです。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

悪役としては最悪の悪役です。今までで一番の悪役を演じていますので、そこを楽しみにしていただければと思います。「ゲス野郎、ゲス野郎」と皆さんからとっちめられるので、その完全懲悪を楽しんでいただけたらと思います、笑。

PICK UP