2月8日（金）19時57分から平成最後の『四大陸フィギュアスケート選手権2019』（フジテレビ系）が3夜連続で放送される。今年は、アメリカ・アナハイムで開催され、現地からは三田友梨佳アナ、内田嶺衣奈アナがその様子を伝える。このほど、出場する宇野昌磨選手らのコメントが到着した。

『四大陸フィギュアスケート選手権』とは、アメリカ・アジア・オセアニア・アフリカの四つの大陸から各国の代表選手が集い毎年行われる国際大会。国際スケート連盟が主催するチャンピオンシップで、伝統のヨーロッパ選手権と並び、世界選手権に次ぐ大会と位置づけられている。選手たちにとって世界の中での自分のポジションを左右する大勝負、それが『四大陸フィギュアスケート選手権』だ。かつて、高橋大輔選手、浅田真央、キム・ヨナらもこの大会で世界の頂点に立つ足がかりを作った。また羽生結弦選手のシニア初表彰台もこの『四大陸フィギュアスケート選手権』だった。

まず男子の注目は、ケガをしても執念で全日本3連覇を達成した宇野選手。しかし、主要国際大会では優勝がないシルバーコレクター……。今大会こそ、“悲願のビッグタイトル”獲得を狙う！　そして、五輪代表、世界選手権と国際大会に出場するも、満足な結果が出せない田中刑事選手。今大会こそ、世界へ力を見せつけることができるか!?　五輪代表を逃した悔しさをバネに、去年の世界選手権では5位入賞を果たした友野一希選手は、初の四大陸出場で、その著しい成長を見せつける！

続いて女子は、壮絶な優勝争いが繰り広げられた昨年末の「全日本フィギュアスケート選手権」で逆転優勝をし、新女王となった坂本花織選手が、世界を相手に連覇を目指す。さらに、シニアデビューでいきなりのグランプリファイナルを制覇した紀平梨花選手。今大会もトリプルアクセル旋風となるか!?　“グランプリファイナル女王”として再び世界に実力を証明する。また、前々回大会の優勝がピークとは思わせない、さらに勢いを増す三原舞依選手。日本代表として、再び世界の舞台に立つ、彼女の“リスタート”に注目だ。

このほど、今大会に出場する4選手のコメントが到着。以下に紹介する。

＜宇野昌磨選手コメント＞
世界大会で“シルバーコレクター”と皆さんに言っていただいて、満足できる2位、満足できない2位、たくさんあったと思いますけど、1位を目指して頑張りたいと思います。

＜坂本花織選手コメント＞
四大陸は去年優勝しているので、今年は連覇を目指して頑張りたいと思っています。ミスない演技はもちろんですが、表現もひとつひとつ考えながらショート・フリー両方を完璧に演じられるようにしたいです。

＜田中刑事選手コメント＞
四大陸では、自分でもっとチャレンジできるものはチャレンジして、そこで得たものを世界選手権でいかせればと。全日本、四大陸、世界選手権でつかみとったものを、次の世界選手権・日本でもう一度それらを出し切るっていう、そういうステップアップでいきたいなって思っています。

＜紀平梨花選手コメント＞
ショートとフリーどちらも完璧な試合はなかったと思うので、今回は完璧な演技をして、どのくらい点数が出るかを見てみたいし、やっぱりショート・フリー両方とも、ノーミスでそろえるということを1番の目標にして、後は自己ベストを更新したいと思っています。今シーズン、全ての大会でガッツポーズの出る演技をし、笑顔で終えることができますように、そしてトリプルアクセル決めて、完璧な演技をして、これ以上はできないという演技を全ての大会で安定してできるように、と考えています。

■放送日時
2月8日（金）19:57～21:55　男子・女子ショートプログラム
2月9日（土）19:00～21:00　女子フリー
2月10日（日）19:00～21:00　男子フリー