木村佳乃演じる小夜子、ついに耕造を始末!?『後妻業』泉谷しげる「裏ではひどい女やでぇ(笑)」

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木村佳乃が主演するドラマ『後妻業』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第2話が1月29日に放送される。木村演じる武内小夜子は資産家老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う“後妻業”をなりわいとする女性。前回、小夜子は泉谷しげる演じる元教師の中瀬耕造の妻の座につき、遺言公正証書を書かせることに成功。この度、ターゲットとなる耕造を演じた泉谷からコメントが到着した。

同ドラマは、直木賞作家・黒川博行氏の同名小説を原作に、資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う“後妻業”の姿を描いた痛快サスペンス。過去には、大竹しのぶ主演で『後妻業の女』として映画化ている。物語の舞台は大阪。男をたぶらかすのが天才的な“後妻業”のエース・小夜子(木村佳乃)とバディを組む、柏木亨(高橋克典)は、表向きは結婚相談所「微祥」の経営者で“後妻業”の黒幕。金と女が大好きで、小夜子を筆頭に、“後妻業”をなりわいとする女を何人も抱える元締めだ。第1話で早くも耕造の次女・朋美を演じる木村多江と壮絶な舌戦を繰り広げており、インターネット上では「関西弁に違和感を感じる」といった類のコメントもあったが「木村佳乃のはっちゃけぶりが凄い」「今までに無い木村佳乃は面白かったです」「木村佳乃の変顔に癒やされる」と話題になっていた。

ドラマで、小夜子にターゲットとされる耕造を演じた泉谷は「成金ではなくて、元教師で賞状なんか大事に飾っているくらいだから、コツコツと貯めてきたんだろうなあ」と耕造を分析。また、「男ってのは、歳とって、奥さんがいなくなったら、なんもできないですよ」コメント。共演した木村佳乃については「かわいくてね、やっぱり行っちゃいますよ。耕造は、カモる側に言わせたら狙い目よ(笑)」と話した。

撮影現場でのエピソードを泉谷に聞くと「もうね~、とにかく木村佳乃・木村多江は裏ではひどい女やでぇ(笑)」と苦言!? それは、病院に入院している耕造を心配して、見舞いに来た小夜子と朋美が言い争いをするシーン。スピード感のある激しい掛け合いに、泉谷は「臨終寸前なのに、2人がベッドで俺の奪い合い。まんざらでもないんだけど、役に入りきっているから俺にすごく肘打ちが入ってくる。何考えてんだよ2人とも……」と熱演のあまり、ベッドで寝ている泉谷も、2人のバトルのまき添えをくったと苦笑い。

また、番組の見どころについては「このドラマ、もしかしたら、男が試されているのかも。悪ぶってるやつが結果いいことするんじゃないかと期待はあるけど、だまし通してほしい気もする。最後の最後までわからない。楽しみにしていて欲しい!」と話した。

「爺さん騙すんは功徳や……」「死ぬ前に全部もろうたる」とほくそ笑む小夜子のセリフにゾッとしながらも、小夜子の同行から目が離せない!? はたして、耕造の遺産を手に入れることができるのか?

<第2話あらすじ>
“後妻業”で荒稼ぎする小夜子(木村佳乃)は、ある日、後妻に入った中瀬耕造(泉谷)が金庫に多額の財産を隠し持っていることに気づく。するとその矢先、小夜子の思惑どおり、耕造が病に倒れて入院。その隙に、小夜子はパートナーの柏木(高橋)と結託し、金庫を開けることに成功する。すると、中から出てきたのは不動産の権利書や預金通帳など、総額4000万円のお宝! 早速2人は、それらを解約して現金を手に入れようとするが、銀行側は本人の許諾がないと解約はできないと主張する。

何としても金を手に入れたい小夜子は、後日、解約を渋る銀行の担当者を病室へ招き入れ、意識がもうろうとする耕造に、なかば強引に口座解約の意思表示をさせる。こうして、まんまと大金を手に入れた小夜子だったが、偶然、東京で暮らす耕造の次女・朋美(木村多江)の依頼を受け、小夜子の調査をしに大阪へ来ていた探偵の本多(伊原剛志)に、バッグの中の札束を見られてしまう。

同じころ、ひとまず容体が安定したことを理由に、病院から耕造の転院を迫られた朋美と姉の尚子(濱田)。在宅介護の可能性も示唆された姉妹は、お互い仕事や家事を理由に面倒を押しつけ合う。そんななか、本多から小夜子が大金を持っていたと報告を受けた朋美は、ますます小夜子への疑いを強める。一方で、仕事とはいえ親身に相談にのってくれる先輩の本多に、かつての胸の高鳴りを思い出し……。金を手にした小夜子と柏木にとって、耕造はもはや何の価値もない。そこで耕造を始末しようと考えた小夜子は、眠っている耕造に忍び寄る――。

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