木村佳乃&木村多江、ビンタ応酬のバトルシーンにぐったり「起きたら体中筋肉痛…」

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1月22日からスタートする木村佳乃主演ドラマ『後妻業』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の制作発表会見が16日、都内で行われ、主演の木村をはじめ、高橋克典木村多江伊原剛志泉谷しげる、原作者の黒川博行が登壇した。

資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う、後妻業。本作は、男をたぶらかす天性の才能を持ち、後妻業をなりわいとする武内小夜子(木村佳乃)と、結婚相談所の社長であり、実は後妻業の黒幕・柏木亨(高橋克典)、父親が後妻業のターゲットとなり、小夜子のライバルとなる中瀬朋美(木村多江)、朋美の大学時代の先輩で元マル暴刑事の私立探偵・本多芳則(伊原剛志)の4人が巻き起こす痛快サスペンス&大人の恋愛ドラマ。

関西弁の悪女・小夜子役を演じる佳乃は、「最初は大変な役が来たと思いました」とオファーをもらった当初を振り返り、だけど、今ではすっかり小夜子のことが大好きになりました」とにっこり。

多江は、小夜子とは舌戦やビンタを繰り広げる役どころだが、「今までにない木村多江を見てもらえると思います」と自信たっぷり。「昨日も一昨日もバトルのシーンがあったんですけど翌日はすっかり廃人」と照れ笑いも見せ、「何も手につかないくらいパワーを使ってやっています。佳乃ちゃんに負けないように頑張っています」とコメント。苦労もあるもののバトルシーンについては「面白いシーンになっていると思います。大人なのに子供みたい。人間臭さがさく裂するようなシーンになっていると思います」と見所の一つに挙げた。

佳乃もバトルシーンについては「起きたら体中筋肉痛になっていました」と回顧。だが、W木村の相性はバッチリのようで、佳乃は「今回初めて一緒させてもらって可憐な大人しい方と思っていたらさばさばとして男らしい頼りがいのある方でした。さっぱりして頼りたくなる相手です」と多江の印象を語った。

高橋は「50歳を過ぎて、いいおじさんになるのがテーマだったんですけど、今回の役で痩せてくれと言われてすごくダイエットをして、前よりもお腹が割れてきて……」と今回の役作りを紹介。体を鍛えたり、ダイエットをしているうちに「だんだん若くなってきた」といい、「人間ドッグではオールA。なかなか珍しいって。視力もよくなって。頭髪も生えてきたりして、“絶好業”です!」とご機嫌な様子。

伊原は、関西弁の役どころだが、「大阪出身なんで言葉の壁は全くない。泉谷さんみたいな人をまとめながら、なかなか面白い内容になっていると思います」とコメント。「関西弁は面白い。悪いことやっていてもコミカルに見える」と感想を述べた。話題にあがった泉谷は、「みんな正直に言わないけどひでえ現場。メイクも大変で、弁当もご飯が多すぎておかずもっと増やせ! 黒川博行さんの原作だからやる気になったけど、こんな役をやるとは思わなかった。もう二度と出ません」と泉谷節で、会場沸かせていた。

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