1月7日からスタートする関ジャニ∞錦戸亮さん主演の新ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~ ※初回90分SP)。科学捜査研究所(科捜研)を舞台に、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸)が、現場に残された痕跡を手掛かりに、真実を追求していく姿を描いたサスペンス。

本作で、真野の同僚として殺人事件にかかわる科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ(新木優子)の良き理解者である妹カンナを演じるのが、映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも新木さんと共演経験がある女優・山谷花純さんです。

山谷さんにとって、月9ドラマはデビュー作となった『CHANGE』以来、11年ぶりの出演となるが「初心に帰るような特別な気持ち」と明かしてくれた。そんな山谷さんに、今回の作品に挑む気持ちや「あっという間だった」という2018年、そして今年にかける意気込みなどについて、たっぷり語っていただきました。

――フジテレビ月9への出演が決まったときのお気持ちは?

11年前のデビュー作品が、木村拓哉さん主演の月9ドラマ『CHANGE』だったので、私にとってこの枠は特別な思いがあるんです。そこにまた帰ってくることができたのは、すごく嬉しいです。初心に帰るような気持ちです。

――それでは気合が入りますね。

当時は、小学校6年生でしたし、お芝居の世界も初めてで、なにもわからない状態だったんです。それから時間が経ち、場数も踏んできたので、カメラに映っていない部分でも、成長したところを見せられたらいいなと思っています。でもあまり気負わずリラックスして臨みたいです。

――山谷さん演じる坂口カンナという役について教えてください。

新木優子さん演じる坂口ノンナの妹で、科捜研で働いている姉の悩みを相談に乗ってあげる、しっかり者の女の子です。服装も華やかで、お姉ちゃんのことをまず考える姉思いの明るく優しい子です。

――これまで山谷さんが演じてきた役と比べると珍しいタイプですね。

そうですね(笑)。これまで暗い役が多かったので、珍しいです。あまり私の引き出しにはない役だったので、クランクインの日は緊張しました。どちらかというと自分自身の生き方などに悩むような役が多かったので、どこに気持ちを持っていったらいいのか、新しいチャレンジですね。

――新木さんとは、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でご一緒していますよね?

はい。『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で、新木さんとのシーンは、私が“気絶”をしていた場面なので、直接お芝居はしていないんです。今回の現場では、新木さん以外の方とは全員「初めまして」なので、新木さんがいらっしゃることで、すごく安心感がありました。

――実際新木さんとお芝居をしてみていかがでしたか?

すごくスマートな方だなと思いました。本番前は柔和に笑っているのですが、カメラが回るとスッとお芝居に入れる。とても切り替えの早い方だなと。私はそこまで器用にできないので、素敵だなと思いました。私は、結構現場でも考え込んでしまうタイプで、そういうときの表情が怒っているように見られてしまうので、最近は考え事をしているときも口角を上げるようにしています(笑)。

――錦戸さんや小雪さん、船越英一郎さんら科捜研のメンバーとの共演はあるのですか?

まだ先の台本をいただいていないのでわからないのですが、いまのところ新木さんとのシーンが多いです。でも科捜研という組織にも興味があるので、今後いろいろな役者さんとお芝居をできたらいいなと思っています。

――2018年はどんな年でしたか?

あっという間に過ぎ去った1年でしたが、女優という仕事への覚悟というか、気持ちが固まった年です。私は女優としてお仕事をさせていただいているのですが、いままで職業欄に「女優」と書くことにためらいがあったんです。自分のなかで胸を張って「女優です」というのがおこがましいというか……。でもこの1年で「どんなことがあっても女優という仕事をやっていこう」と思えるようになりました。

――それは『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の公開が大きかったですか?

大きかったですね。女優という仕事に一番迷っていたときに決まったのが『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』だったんです。覚悟を持ってオーディションに臨んだ作品でしたし、ここまで多くの方に愛され、気持ちを揺らすことができた作品に携わることができたと感じたとき、この仕事をずっと続けていきたいと思ったんです。

――これまでも主演映画などが公開されていましたが、女優業に迷いがあったのですか?

一般高校に通っていたということもあったと思うのですが、周囲に大学に行ったり、就職したりする人が多くて……。自分は小学生からこの仕事をしていたのですが、ずっと迷いはありました。

――女優業への思いが固まった2018年。それを受けて2019年はどんな年にしたいですか?

出し惜しみしたくないです。役の大小も気にせず、なんでもやっていきたい。いろいろな作品に出演し、いろいろな人と出会って、女優という仕事を楽しみながらやっている自分でいたいです。いま楽しくお芝居ができているので、それを継続したいです。

――具体的な目標はありますか?

毎年スケジュール帳に「映画何本、ドラマのレギュラーをとる!」みたいな目標を書いているのですが、いまは賞が欲しいです(笑)。これまでの人生で賞状やトロフィーをもらったことがないので、しっかり評価していただけるぐらいの実力をつけたいです。

――プライベートでやりたいことはありますか?

ネコを飼いはじめたのですが、しっかり育てていきたいです。まだ生後半年ぐらいなのですが、本当によちよち歩きで……。子どもも産んだことがない私にとって、初めて預かった命なので、健康にしっかりと成長させてあげたいです。

――いよいよドラマもスタートしますが、見どころを教えてください。

科捜研という身近にはない題材の作品ですが、とても丁寧にその世界が描かれているので、誰にでも見やすいドラマになっていると思います。私自身としては、これまで演じたことがないような明るくて衣装も派手で女の子らしい子なので「こんな面もあるんだ」と思っていただけると嬉しいです。

(取材・文:磯部正和)

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