『ブロリー』がもっと楽しめる!『ドラゴンボール』未放送を含めた644エピソードを配信中

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『ドラゴンボール超 ブロリー』ポスター
『ドラゴンボール超 ブロリー』ポスター

現在公開中の劇場版アニメ『ドラゴンボール超 ブロリー』が、公開11日目となる12月25日(火)に興行収入20億円を突破した。12月14日(金)に公開された本作は、公開から3日間で82万人以上を動員、10億5000万円以上の興行収入を記録するなど、好スタートを切っていた。フジテレビの運営する動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」では、映画の前日譚ともいえるテレビアニメシリーズ『ドラゴンボール超』を筆頭に、過去作品を配信中。これまで未放送だったOVA2作品も視聴することができる。

『ドラゴンボール』の劇場版20作目となる『ドラゴンボール超 ブロリー』は、原作者の鳥山明がキャラクターデザインと脚本を務めることもあり、公開前から大きな期待が寄せられていた。公開後は、親子連れを中心とした20代後半~50代の大人のファンや、小中学生グループなども来場。今後は年末年始を含め、さらなる動員が見込まれている。

そんな大ヒット中の映画と共に、『ドラゴンボール』の過去作品にも注目したい。「FOD」の定額制見放題サービス「FODプレミアム」では、1986年に放送がスタートした最初のテレビアニメシリーズ『ドラゴンボール』(全153話)と、その続編となる『ドラゴンボールZ』(全291話)、『ドラゴンボールGT』(全64話)、そして『ドラゴンボール超』(全131話)を11月から配信している。

2015年から2018年にかけて放送された『ドラゴンボール超』は、『ドラゴンボールZ』の続きとなる作品で、鳥山が原案を担当。魔人ブウとの戦いを経て平和になった地球を舞台に、新たな波乱が巻き起こる。ストーリーは劇場版アニメを新たに再構成した「破壊神ビルス編」「フリーザ復活編」と、オリジナル脚本の「破壊神シャンパ編」「“未来”トランクス編」「宇宙サバイバル編」の全5編。公開中の『ドラゴンボール超 ブロリー』は、「宇宙サバイバル編」で描かれた「力の大会」の後の物語となっている。

さらに、「FOD」では、テレビスペシャルとこれまで未放送だったOVAも独占配信。テレビスペシャルは、『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父』、『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士 悟飯とトランクス』、『ドラゴンボールGT 悟空外伝! 勇気の証しは四星球』の3作品を、OVAは、『ドラゴンボール エピソードオブバーダック』、『ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画』の2作品を楽しむことができる。

『エピソードオブバーダック』は、集英社の「Vジャンプ」にて連載されたコミックを原作とした鳥山原作・監修、オオイシナホ作画によるスピンオフ作品。悟空の父親であるバーダックを主人公にしたテレビスペシャル『たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父』の直後の物語で、『ドラゴンボール』のさらなる発展のためのプロジェクト『DRAGONBALL SSSS』の一環として、2011年にアニメ化された。

また、『超サイヤ人絶滅計画』は、1993年に株式会社バンダイより発売されたファミコンソフト「ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画」と、このゲームを元にしたOVA『公式ビジュアルガイド ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』をベースに、ストーリーを再構成したアニメ作品。全編新規作画で作成され、2010年に発売されたPlayStation/Xbox360ソフト「ドラゴンボール レイジングブラスト2」のゲーム内特典映像として収録された。

テレビ放送された4シリーズに、テレビスペシャル3作品とOVA2作品を加えた全644エピソードは、世界中で愛されてきた『ドラゴンボール』の歴史そのもの。映画をより楽しむためにも、ぜひチェックしておきたい。

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