河野景子さん、坂上忍の直撃に涙…元貴乃花親方との離婚、洗脳騒動を語り尽くす

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10月に元貴乃花親方の花田光司さんと離婚した河野景子さんが、12月28日(金)18時から放送される『バイキング・ザ・ゴールデン』(フジテレビ系)に、離婚後初となるメディア出演を果たす。坂上忍の直撃取材に花田さんの洗脳騒動や通称「貴の乱」の舞台裏、そして離婚までを語り尽くす。

河野さんが「久しく、このドキドキ感や、緊張感を味わったことがない」と緊張気味に語り、始まった2人のインタビュー。冒頭では、河野さんがフジテレビアナウンサーだった頃の秘蔵映像が紹介される。そして「角界に嫁ぐことについて不安はなかったのか?」という問いに「あまりに知らなすぎて、不安はなかった」と答える河野さん。しかし、実際に嫁ぐと「想像を絶する大変さがあった」と言う。河野さんは、“想像を絶する”横綱の妻としての苦労や、家族しか知らない花田さんの意外な素顔などについて語る。

そして話題は、2人の結婚から3年後の1998年に突如として巻き起こった「洗脳騒動」へ。花田さんと、兄・花田虎上さんとの確執がウワサされたことに端を発し、花田さんが信頼している整体師から「洗脳を受けているのでは?」と報じられたこの騒動を、当時、河野さんがどう思っていたのか。20年を経て「洗脳騒動」の真実を明かす。

また、2010年、花田さんが一門を離脱、単独で理事戦出馬を表明し話題を呼んだ、通称「貴の乱」の話題にも触れる。当時、選挙に敗れたとしても一石を投じたことに意味があると受け止めていた河野さんは、選挙の前日に花田さんにその旨を伝えるが、花田さんからは予想外の答えが返ってきたという。花田さんが自身の運命を賭け挑んだ「貴の乱」。その舞台裏を河野さんが激白する。

昨年には相撲界を震撼させた元横綱・日馬富士関による、貴ノ岩関への暴行事件が起こった。マスコミは日本相撲協会と花田さんの動向を連日報じ、大きな騒動になった。この時、花田さんが取った行動の理由や、なぜ彼が孤高の戦士のように戦い続けたのかについて、この事件を誰よりも近くで見守っていた河野さんが、今だから話せる思いを語る。「こんなにつらいんだったら辞めていいんじゃない?」と語りかけた河野さんに花田さんが返した言葉とは果たして? また、河野さんは貴公俊関による付け人への暴行事件や、花田さんの日本相撲協会からの退職についても語る。

インタビュー終盤には、花田さんと河野さんの離婚の話題へ。「つらいことも悲しいことも悔しいことも、たくさんありました。でもそれ以上に喜びとかうれしいこととか感動したこともありました」と河野さんは、離婚という道を選択した理由から、物議を醸した花田さんの「円満な夫婦なら離婚なんてしません」というコメントに対する思い、さらには離婚の原因と報道された河野さんの会社設立の真相や、長男・優一さんに対する教育方針の違いまで、包み隠さずに全てを語る。

インタビューを終えた坂上は「最初にお顔を拝見した際には緊張されていましたが、お話をされていくうちに予想以上のお答えをいただけてびっくりしました。言葉の端々に、河野さんが花田さんのことを信じ、彼のやり方も理解した上で支えていらっしゃったように感じました」とコメント。「大変な生き方をされてきたんだろうなと思うのは、23年間の夫婦生活の中で、もちろん“夫婦”という時間もあったんでしょうけど、むしろ“同志”だったんだろうなと。だから、離婚されても“同志”という部分は変わっていないと思います」と想像した。

続けて「河野さんが『至らない点があったかもしれませんが、間違っていなかったと思う』とおっしゃっていて、思わず『離婚する必要があったんですかね?』と聞いてしまいました。今回の河野さんのインタビューをご覧いただければ、いろいろなことのつじつまが合って、『あー、こういうことだったんだ!』とご理解いただけると思います」と呼びかけている。

番組ではほかに、安藤優子古舘伊知郎宮川俊二安東弘樹をゲストにむかえて、特別企画「私の人生を変えた“平成の重大ニュース”」をおくる。

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