高橋大輔「誠心誠意滑り抜く」現役復帰から全日本選手権までを密着

公開: 更新:

今年の7月にフィギュアスケートへの現役復帰を果たした高橋大輔選手に密着した『独占密着!高橋大輔 現役復帰ドキュメント~Restart 2018 明日への道を探して~』(フジテレビ系)が、12月22日(土)16時30分から放送される。また、番組直前の15時30分には、『全日本フィギュアスケート選手権2018今夜いよいよ男子開幕SP』も放送。その日の夜に放送される『全日本フィギュアスケート選手権2018』(フジテレビ系、21:00~)をより楽しむため、両番組ともにチェックしておきたい。

『高橋大輔 現役復帰ドキュメント』では、日本男子フィギュアスケート界のパイオニアである高橋選手の現役復帰から、全日本選手権への帰還までの軌跡を取材。新プログラムの振付や復帰戦までの道のり、ついに迎える最終目標の全日本選手権まで、32歳の新たな挑戦の日々を追いかける。

度重なるケガや周囲からのプレッシャーで、スケートから心が離れ始め、2014年のソチ五輪を最後に現役引退。しかし、後悔の念から「もう一度真剣にスケートと向き合ったら、本当の意味で前に進めるかもしれない」と思い直し、4年の時を経て復帰。自身の競技人生のけじめをつけるための戦いがスタートした。

10代~20代前半の選手が多く活躍するフィギュア界では異例でもある今回の高橋選手の再挑戦。久しぶりのスケート漬けの毎日は、「スケートが楽しい」という気持ちを思い起こさせると共に、幾度となく襲い掛かる年齢とブランクによるケガに苦しめられるものだった。「この現役復帰は本当に正しかったのか」という自問自答を繰り返しながらも、目標として掲げた全日本選手権へ向けて奮闘する高橋選手の姿は感動必至だ。

番組にコメントを寄せた高橋選手は、「現役復帰発表から5か月の月日が流れました。以前の現役時代には起こらなかったケガ、時に成長を感じる出来事、良いことも悪いこともありましたが、ここまで充実した時間を過ごすことができています」と、これまでを回顧。

そして、「ファンの皆さま、関係者の皆さまに支えられ、全日本選手権という舞台に辿り着けました。その日を迎えられることができ、公式練習や試合でスケートを愛する仲間たちと一緒に滑れることが待ち遠しいです。誠心誠意滑り抜くこと、そしてフリープログラムを最終グループで迎えられたらなと思っています」と、全日本選手権への意気込みを語った。

また、『今夜いよいよ男子開幕SP』では、村上佳菜子無良崇人が現地より中継で全日本選手権の見どころを徹底紹介。今季より導入された新ルールによって、選手の演技や戦略はどう変化するのかをVTRで分かりやすく解説する。さらに、前夜に行われた女子ショートプログラムの激戦をハイライトで放送。結果を踏まえながら、村上が翌日の女子フリー決戦の行方を予想する。

番組前半には、平成最後の全日本選手権ということで、“平成の名シーン”を厳選してプレイバック。浅田真央のデビュー戦や羽生結弦選手の初制覇、伊藤みどりの全日本女王に輝いた瞬間や亜脱臼のハプニングを気迫で乗り切った安藤美姫、そして全日本の氷の上で突然の引退宣言した町田樹の映像など、名シーンの数々と共に、平成のフィギュアスケート界を振り返っていく。

PICK UP