千原ジュニア「不安しかない」関西弁を封印し刑事部長役で出演決定『トレース』

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千原ジュニアが、2019年1月7日からスタートする錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)に出演することがわかった。

本作は、元科捜研研究員の古賀慶が描く累計40万部突破の大人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)を原作とした本格科捜研サスペンス。

千原が演じるのは、主人公の科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸)が抱える陰惨な過去に大きな関わりを持つとみられる警視庁刑事部長・壇浩輝(だん・ひろき)。最年少で刑事部長に就任するほどエリート街道を行く一方で、時に不気味な笑みを浮かべ何を考えているのか全くわからない表情を見せる。果たして、真野と壇の過去の“つながり”とは?

クランクイン当日は、警視庁にて刑事部長に就任した壇が、警視総監らを前にあいさつするシーンを撮影。細身の高級スーツをまとい、七三分けのヘアスタイルにした千原は、いつもと全く違う雰囲気で登場。スタッフから「壇浩輝役の千原ジュニアさんです!」と紹介され拍手で迎えられると、少々照れくさそうに笑みを見せたが、カメラが回るとほぼ表情を変えず、ミステリアスな壇の雰囲気そのもので撮影にのぞんだ。

実は関西弁を完全に封印した役はこれが初めていうことで、イントネーションに苦戦しているという千原。しかし監督から顔の角度、セリフの“ため”、口元での演じ方などを演出されると「はい、わかりました」と冷静に聞き入れ、すっかり俳優の顔に。

以下に、千原からのコメントを紹介する。

――撮影の感想は?

“始まったな!”という感じですね。でも自分がどこを撮られているかわからなかったので、監督さんがオッケーと言えばオッケーです。僕のお芝居に賛否の“否”があれば、監督さんのせいですよ、笑。

――この役のオファーを聞いた時の感想は?

連ドラから声かけていただくの、かなり久しぶりでしたねから、全く“ノーマーク”でしたね。驚きました、自信? 全くないです、不安しかないです。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

まだ初日ですが、よそ様のお宅にお邪魔しているみたいです。自分らしさ? ここはよそ様です、最後まで。このあとバラエティーの現場に行ったら“でっかい顔”します、笑。

――壇役に入るスイッチはどう入れますか?

この現場に入る直前にバラエティでひと仕事、ふた仕事あったら、スイッチは大事になりますね。でも、自分のスイッチがまだどこにあるか分からないのでそれを探っていきたいです。ただ、壇になるときは、あまりやりすぎないようにした方がいいのかな、とも思っています。

――今作に出演することについて回りの反応は?

誰にも言っていないんです。(兄の)せいじも知らないですよ、笑。

――視聴者へのメッセージを

原作も面白いですし、脚本を読んだ時にすごくよくできている! と思いました。僕が出ているということよりドラマとして非常にクオリティの高い作品がお送りできるのではないかと思います。演じる壇の“深い”表情も頑張って見せていきます。

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