高橋一生「自分の側面を見ているよう」と一輝に共感『僕らは奇跡でできている』

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高橋一生が主演するドラマ『僕らは奇跡でできている』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)のスペシャルイベント「僕らはドラマと音楽と奇跡でできている体感ライブ」が19日、東京・豊洲PITで行われ、イベント前に高橋らが取材に応じた。

同ドラマは、動物の行動を研究する“動物行動学”を教える大学講師の相河一輝(高橋)の奮闘の日々を描いた作品。取材会には、共演者の児嶋一哉矢作穂香北香那戸田恵子、ドラマの主題歌を担当するロックバンド・SUPER BEAVER、オープニング曲を歌うハイブリッドポップスバンド・Shiggy Jr.も出席。

亀と暮らすなど、動物に夢中でマイペースな主人公を熱演する高橋は、「僕自身が、たぶん一輝に限りなく近い」と明かし、「台本を読んで、自分のことを分析されているような気になった。だからこのドラマを通じて、自分のことを客観的に見ることができるようになった気がします」と照れ笑いでコメント。

続けて、「自分の側面を見ているような気持ちなります。正解か間違いかということというより、間違いがあった時にそれをいかに正解にしていくかという気持ちが、このドラマを機に強くなりました」と、心情を語った。

イベントは、ドラマとライブをコラボさせた珍しいスタイルの企画で、SUPER BEAVER、Shiggy Jr.のステージはもちろん、出演者がステージに立ってファンと交流をしたりするプログラムも盛り込まれている。高橋は「お客さんが入って、お客さんがそれをどういうふうに感じるか楽しみです。お客さんがたくさん入ると聞いているので、ドラマを楽しみにしている方もバンドの演奏を楽しみにしている方もいるでしょうし、どちらの方々とも世界を共有できるのが楽しみ」と、期待を募らせていた。

ドラマと音楽の関係についても「実際登場人物は、演技をしている時は音楽は聞こえないですけど、相乗効果としてドラマに力を与えてくださる存在だと思っています。心象的な風景みたいなものを補強してくれるものでもあり、とても必要なものだと思っています」と改めて強調していた。

<11月20日放送 第7話あらすじ>
ある日、仮病で学校を休んだ虹一(川口和空)が、家を抜け出して一輝(高橋)の大学を訪ねてきた。母親にずる休みしたことがバレ、大切なスケッチブックを取り上げられたのだ。一輝は、「家にいたくない」と言う虹一を自宅へ連れて帰り、自分の部屋に招き入れる。虹一の居場所を母・涼子(松本若菜)に伝えるため、育実(榮倉奈々)のクリニックへ向かった一輝。そこで、虹一の家出に慌てふためく涼子と遭遇する。

育実とともに相河家を訪れた涼子は、虹一を強引に連れて帰ろうとするが、自分を“ダメ”呼ばわりする母に、虹一は帰宅を拒む。育実は、虹一のことでしきりに周囲の目を気にする涼子に、自信がないゆえ同じように周囲を気にしていた、かつての自分を重ね合わせる。

翌日、一輝は虹一を連れて森へ。念願だった森を訪れて笑顔になった虹一が相河家に戻ると、涼子が待ち構えていた。虹一が学校で悪目立ちしていて、自分も恥ずかしい思いをしていると嘆く涼子に、一輝は自分の少年時代について話す。その意外な過去に、いっしょに話を聞いていた育実は驚いて……。

そんななか大学では、一輝に熱をあげる琴音(矢作)が、新庄(西畑大吾)、桜(北)、須田(広田亮平)を連れて、突然一輝の研究室に現れる。琴音は「話がある」と、鮫島(小林薫)を呼び出して……。

数日後、再び相河家を訪れた育実。すると突然、山田(戸田)は口実を作って外出してしまい、育実は一輝と2人きりに。育実が帰った後、一輝が山田に真意を問うと、山田は密かに2人の結婚式を想像していると告白。すると、そんな山田に、一輝が思いもよらない質問を投げかけて!?

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