ディーン・フジオカ&井浦新『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』でW主演!山本美月、吉沢亮ら共演も発表

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ディーン・フジオカ井浦新が、2019年1月6日(日)に放送される、フジテレビ開局60周年特別企画『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジテレビ系、21:00~)でW主演を果たすことがわかった。

同作品は、文豪ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した不朽の世界的名作「レ・ミゼラブル」を、平成30年間の日本を舞台に置き換えた大河エンターテインメント。別人に成り代わって波乱の人生を生き抜く馬場純(ばば・じゅん)をディーンが演じ、その逃亡者を憎しみで執拗に追い詰める刑事・斎藤涼介(さいとう・りょうすけ)を井浦が演じる。また、山本美月吉沢亮村上虹郎清原果耶松下洸平清水尋也福田麻由子ら若手俳優たちが揃うほか、長谷川京子金子ノブアキ富田靖子寺脇康文伊武雅刀かたせ梨乃香里奈奥田瑛二ら豪華俳優陣の出演も発表、平成最後の年明けにふさわしい、重厚なサスペンスドラマに期待が高まる。

出版当初からフランス国内で爆発的な売り上げを記録したという「レ・ミゼラブル」は、今日まで最も親しまれる世界文学の一つ。日本でも1902年に「噫無情(あぁ、むじょう)」の題名で黒岩涙香によって翻案されたこの名作は、世界中で映像化、舞台化が行われ、中でもミュージカル版は世界的大ヒットに。ブロードウェイほか世界各地で上演され続けており、日本でも“レミゼ”の愛称で親しまれている。記憶に新しいところでは、2012年にヒュー・ジャックマン主演で上映されたミュージカル映画は世界中で大ヒットも記録した。18~19世紀のフランス革命の時代を舞台にした原作では、一斤のパンを盗んだだけで19年も投獄された男が脱獄後、一人の神父と出会い改心し、別人に名前を変え、成功を収めるも、自分を怪しむ警官の追及により正体が暴かれ、再び逃亡する前半、身分を隠して血のつながらない娘を育てあげ、やがて時代の波にのまれていく後半、と併せておよそ30年に渡るダイナミックな展開が描かれている。

今回のドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』では、舞台を日本に移し、設定を平成の30年間に置き換え、宿命的に対峙することになる2人の男のたぐいまれなる人生を通じて、平成という激動の時代における様々な社会的事象を映しながら、暗闇の中でも希望の光を求め多種多様に交差する人々の心情を描いていく。主人公は、過去に罪を犯し、別人に成り代わって生き抜いた男と、その事件の被害者遺族で彼を生涯追い続けた刑事の2人。追う者と追われる者、互いに一歩も引かない心理戦が展開される。

無事、第1幕がクランクアップし、第2幕・第3幕を控えている主演の2人からコメントが到着。以下にて紹介する。

<ディーン・フジオカ>
道を間違えた人間は、やり直せるのか。人は人を赦せるのか。華麗なる復讐が終わった後、私は再び世界的名作のリバイバル作品に携わらせていただくこととなりました。フランス文学『レ・ミゼラブル』のストーリーを元に、その舞台を文化や歴史的背景の全く違う日本に移した本作品にて、激動の平成を通して対峙する2人の男の間に存在する情念や、同時代に生きる人々と関わり合いから生まれる様々な感情のやりとりを表現することに徹したいと考えています。『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』で同じゴールに向かって一緒に戦い抜いたメンバー、初めてご一緒する並木監督、3年ぶりの共演になる井浦新さんや個性あふれるキャスト、スタッフの皆さんと共に新たな世界的名作シリーズに挑戦できることに喜びを感じています。平成最後の年明けに、平成の30年間を怒涛のように駆け抜ける本作品をご覧いただき、次の時代へ歩み出す勇気を感じて取ってもらえる事を願っています。

<井浦新>
30年分の時間をかけてそれぞれの人生が交差していく物語です。その壮大な物語を演じていける、ということに大きなやりがいを感じています。斎藤涼介という男は、驚くほど臆病で、自分の弱い部分を人に見せないためにいろいろな言い訳を周りにも自分にもしてきた男です。たった一つの生きる糧が馬場純への復讐心。その純とどのような反響を見せられるか、とても楽しみにしています。ですので、この役をやるにあたっては、役を固めて芝居に臨むのではなく、現場で生まれてくる熱を最大限に引き出すようにしたいと思っています。壮大だからこそ、なるべく力を抜いて、柔軟にアプローチできたら、と。物語のスケール感、しっかりしたテーマ、身震いするぐらいの共演者の方々……、その中で自分がどんな芝居ができるのか、背筋が伸びる思いと共に、楽しみにしています。

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