元Dream5のグラドル日比美思『さくらの親子丼2』井頭愛海らと複雑な事情を抱える難役に挑戦

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元Dream5の日比美思(ひびみこと)が、真矢ミキ主演のオトナの土ドラ『さくらの親子丼2』(東海テレビ制作・フジテレビ系、12月1日スタート、毎週土曜22:40~)に出演することがわかった。この度、日比を含め、オーディションをくぐり抜けた8人が発表された。

同ドラマは、昨年10月に放送された『さくらの親子丼』の続編で、貧困、親子の不仲、摂食障害、引きこもりなど、日本が抱えるリアルな社会問題を全国で取材し、ドラマの設定に反映した社会派人情ドラマ。空腹で行き場を失くした人たちに無償で親子丼を振舞う、古本屋の女主人・九十九さくら(真矢)の生き方には、「生きること」の難しさと「人とつながることの」大切さ、今の日本人が忘れてはいけない、優しさや、労い、明るさへのメッセージが込められている。今作は、「家族」「親子」という枠からはじき出されてしまった子どもたちが、生活を余儀なくされる「子どもシェルター」が舞台。その過酷な現実に打ちのめされながらも、食事を通じ子どもたちと向き合う、さくらと子どもたちの愛と苦難の物語だ。

撮影は、10月27日に東京・町田市でクランクイン。そこには、子どもシェルター「ハチドリの家」のセットがある。オトナに固く心を閉ざしたシェルターの子どもたちが、物語のキーパーソンとなる。

「白すぎる恋人」「現役若手女優最高のカラダ」「ハーフアップの女神」の愛称で親しまれている日比は、「週刊プレイボーイ」「少年サンデー」「漫画アクション」「FRIDAY」などの表紙を飾るなど、人気グラビアアイドルとしても活躍。そんな彼女は、「ハチドリの家」で暮らす8人の中のひとり、白鳥マリア(しらとりまりあ)役を演じる。自分の名前が嫌いで、名前を変えたいという少女で、本名は太田春菜というが、実は義父から性的虐待を受け、それに気付いた実の母からも 虐待を受け「ハチドリの家」へ身を寄せている少女だ。ドラマ『マジで航海してます。』(MBS・TBS系)、『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)などにも出演し、女優業も本格的に開始しているだけに、この複雑な心情をもつ少女の心情をどのように表現していくのか注目したい。

また、シェルターで“貞子” と呼ばれる謎の少女・古井戸貞子(ふるいどさだこ)役に井頭愛海が決定。2016年NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で、ヒロインの娘役に抜擢され話題となった井頭。記憶と言葉を失い、本名もわからない妊娠8ヶ月の少女である貞子。なんと、中盤まで台詞は一切ないそうで、表情やまなざし、動きだけで表現する難役に挑戦する。ほかにも、新城由夏(しんじょうゆか)役 を岡本夏美、井口茜(いぐちあかね)役を柴田杏花、藤島玲奈(ふじしまれいな)役を尾碕真花、小宮山詩(こみやまうた)役を祷キララ、中里拓士(なかさとたくじ)役を浦上晟周、大豆生田香(おおまめうだかおる)役を塩野瑛久が演じる。

<あらすじ>
一日だけ……三谷弁護士(名取裕子)に頼まれ、九十九さくら(真矢)が、食事スタッフとしてやってきたのは子どもシェルター「ハチドリの家」。虐待などを受けた子どもたちが一時避難する施設で、親や大人から守るため、場所は公にされていない。そこにいたのは……

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