“タラちゃんママ”がツイッターで炎上!?現代に迎合した『サザエさん』を妄想

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左から、能町みね子、久保ミツロウ、ゲストの千葉雄大、ヒャダイン
左から、能町みね子、久保ミツロウ、ゲストの千葉雄大、ヒャダイン

漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインがMCを務める『久保みねヒャダこじらせナイト~こじらせデストピア編~』が、FODで配信中。「こじらせライブVOL.11」#4では、ゲストに千葉雄大をむかえ、長寿アニメの『サザエさん』が現代に迎合したらどんなアニメになるのかをテーマに、久保と能町が妄想を繰り広げた。

出演者の近況を報告する「久保みねヒャダ近況まとめ」では、久保による「今日のサザエさん、性的なサムシングを感じる」というツイートを紹介。久保は、「たまたま久しぶりに見た」と前置きしながらも、その回の『サザエさん』が“変な回”だったことを明かした。

久保が視聴した「カツオ初めての試着室」というタイトルのその回は、デパートの試着室でカツオが“無様”なことになるというストーリー。久保は「パンツ姿見せていいのかな?」とその回の内容に疑問を呈し、さらには『サザエさん』全体について、「久しぶりに見ると、前から知ってはいるけど、現代に迎合できない違和感というのが、見る度に気になっちゃって」と主張した。

久保は、能町からの「サザエさんって携帯とか持っているんですかね?」という質問にも、「持ってないし、そうめんも具なしで、そうめんだけで食わせている。栄養バランスゼロ」「成長期の子どもだけに座布団を敷かせない」と、磯野家の食卓や慣習にまで言及し、観客の笑いを誘っていた。

そんな『サザエさん』の現代とのギャップを指摘してきた久保だが、カツオのファッションだけは新しいものが取り入れられていたと報告。「カツオ、Vネックでしたよ。開き気味の。おや? って。さらに日が変わると、今、おしゃれに見えるハイネック気味のカラーみたいな(服を着ていた)」と説明した。

久保は、全てを現代に迎合させた『サザエさん』が見たいと熱弁。さっそく「三河屋さんがネットスーパーやっててもらいたいですね」と妄想をふくらませると、能町も「“カツオはじめての炎上”とかね」とアイデアを出していた。さらに、久保は「サザエさんは育児に関することでも炎上したりね」と絶好調。両親と同居し子育てをするには恵まれた環境のサザエさんが、ツイッターで「子育てで不満を言うのはいかがなものか」とつぶやいてしまい炎上するという、妙に具体的な妄想を繰り広げた。

久保の止まらない“こじらせ”に、能町も「やっぱり“タラちゃんママ”って書いてんのかな?」と、サザエさんのツイッターのアイコンはタラちゃんではないかと援護射撃。久保は、「一応、人に言われて、タラちゃんの目線は(隠している)。魚のマークで」と、サザエさんの微妙なネットリテラシーの高さを妄想して、観客を笑わせていた。

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