King & Prince平野紫耀、ジャニーズ退所を決意していたと告白「自衛隊に行くつもりだった」

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King & Prince平野紫耀、ジャニーズ退所を決意していたと告白「自衛隊に行くつもりだった」

エンターテインメントのバックステージに迫る『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ、毎週金曜25:25~、各エピソードはFODで配信中)。アイドルグループのKing & Princeを特集したシリーズの#1「知られざる想い」では、メンバーの平野紫耀が、ジャニーズ事務所を退所を決意していたことを明かしている。

この番組は、ある1つのテーマを長期密着取材し、そのリアルを描き出す連続ドキュメンタリー。記念すべき初回は、「King & Prince~衝撃のデビュー発表から8か月~」と題し、メンバーへ8か月間に渡る密着取材を敢行した。

#1ではキンプリのセンターを務め、メンバー随一の天然キャラでもある平野に密着。丹精な顔立ちとそのキャラクターのギャップで多くの支持を集めてきた平野は、デビューに先駆け、今年の4月から連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に出演し、俳優としての才能も開花させてきた。

4か月続いたドラマ撮影のオールアップの日。撮影が朝5時までになることも当たり前の過酷な毎日だったが、平野は「寂しいですね、なんだかんだ言って」と心境を明かし、さらに、ラストシーン撮影後の挨拶では「めちゃくちゃ楽しいですし、明日から何していいかわからないですし、本当にそれくらい、僕の中で、生活の一部となっていました」と目に涙を浮かべながら、ドラマへの思いを語った。

しかし、ドラマが終わっても、キンプリとしての忙しい日々は続く。アイドル誌での“ウサ耳”のカチューシャをつけて撮影した時には、「俺、21歳になってもこういうことするのか」と本音をポロリ。もともと男らしい人に憧れ、周りからも「男らしい」と言われてきた平野にとって、アイドルは向いていない仕事なのだという。「歌ったり踊ったりするのは好きですけど、アイドルってそれだけじゃだめじゃないですか。胸キュンなセリフを言ったりとか、めっちゃ苦手なんですよ」と、率直な思いを吐露した。

18歳で名古屋から上京。無我夢中で突き進み、気づけば華やかなエンターテインメントの世界に。久しぶりの地元・名古屋の河川敷にやって来た平野は、「僕もまさかこんな川沿いから東京に行くと思わなかったですもん。その辺で四つ葉のクローバー探していたやつが東京でステージに立っているなんて」と笑った後、昨年のある出来事について話し始めた。

番組スタッフからの「この仕事に就いていなかったら何になりたかった?」という質問に、平野は、「ダンスの先生」や「保育士」、そして「自衛隊」と回答。人を守り、助ける仕事への憧れから、実は昨年ジャニーズ事務所を退所し、「陸上自衛隊に行くつもりだった」と打ち明けた。しかし、そんな平野を思いとどまらせたのは、他でもないジャニーズ事務所の人間だったという。

その人は、自衛隊に入り、被災地などで人を助ける仕事をしたいという平野に対し、「身体的な面では、瓦礫撤去とかで助けてあげることはできないけど、テレビを見たり、雑誌を見たり、コンサートを見たりして、また明日から頑張ろうって、精神面で助けてあげることはできるんだよ」とアドバイス。平野自身もファンから贈られた言葉を振り返ることで、これまで多くの人に元気を与えてあげられていたと気づくのだった。

ほかにも、泣いてばかりいた幼少期のことや、育ててくれた母親のこと、そして、身近な人たちの“死”など、自身の過去や身の上、内面など、その全てを赤裸々にカメラの前で告白した平野。番組ではほかのメンバーの素顔や本音も明らかに。岩橋玄樹は番組内でパニック障害であることを告白している(その後、活動休止を発表)。

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