小倉智昭、不仲説に悩まされたことも…『とくダネ!』放送5000回に感謝

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フジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月曜~金曜8:00~)が、9月17日に放送5000回を迎える。これを受けて、14日、放送終了後に取材会が開催されメインMCを務める小倉智昭が出席した。小倉は「危機的な状況の時もあった」と番組の歴史を振り返りつつ、今後の目標を聞かれると「オリンピックが好きなのでね。東京オリンピックまでは番組を続けたい」とコメントした。

小倉は、2016年7月28日に“同一司会者による全国ネットのニュース情報番組”での放送最多記録を更新、現在も記録を更新中だが、番組開始当初は「3年がいいとこだと思っていた」と述べ、「足掛け20年ですからね。よくやったと思いますよ」と笑顔を見せた。

これまで一番衝撃的だったニュースは「東日本大震災」だったといい、「嬉しかったニュースだとアテネオリンピック」と明かす。「オリンピック大好きなので、アテネの時に金メダル予想をして16個全部当てた。その金メダルを獲得する瞬間を会場で直接全部見ることができました」と述懐した。

視聴率の面でも「最初は視聴率が良くなくて、そこからじわじわ伸びて1位になった時は本当に嬉しかったですね」と述べ、「それがしばらく続いて1位から落ちていった時は逆にすごく悲しかったです。それでもフジテレビがよく我慢して使ったくれたなって。普通は落ちた時には“小倉はもういい”という声も上がると思うんですけど、それをスタッフ、出演者が支えてくれて今があると思います」と感謝の気持ちを口にした。

辛かったことのひとつとして「司会者同士仲が悪いとよく書かれる」と、周囲の反応に悩まされたことも告白。「最初に組んだ佐々木恭子さんとはすごくうまく行っていたんですけど、彼女が本番の間に気持ち悪くなってしまった時に、週刊誌などでは小倉のいじめが原因とか書かれてしたまったことがあった」とため息。「二代目の中野美奈子さんに至っては、就任して何週間かたったころ、中野さんのオープニングトーク中に僕が中野さんの顔を見ないことを記事にされたり。辞める時も結婚する時も真っ先に来て相談してくれたり、仲は良かったんですよ。中野さんのような、あんな可愛い子はいない。まぶしくてまっすぐに見れなかっただけですよ」とジョークを交えて、番組に対する周囲のネガティブな反応に反論した。

小倉は「今まで一緒にやってきた司会者はそれぞれみんな個性があって素敵な人ばかりだった。恵まれていましたよ」としみじみ。現在パートナーを組む山崎夕貴アナウンサー(崎はたつさき)に対しても、「まだ一緒にやっている最中なのでうかつなことは言えないけど、あんなに面白い子だっとは思わなかった。芸能人のプライバシーやネットのことにやたら詳しくて……。今はまだ堅い感じですけどほぐれてくると、危険な存在になるかも!?」と期待を抱いている様子。「(おばたのお兄さんとの)結婚も面白くて、冗談かと思いました」と笑顔で語っていた。

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