桐谷美玲と三浦翔平、結婚のきっかけドラマ『好きな人がいること』の出演者が豪華すぎる

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「数年後には結婚することになるふたりの(この時点では)芝居」を見直すのも一興
「数年後には結婚することになるふたりの(この時点では)芝居」を見直すのも一興

先日、結婚を発表した桐谷美玲三浦翔平が共演したドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)。本作は、2016年7月クールの“月9”に放送され、ふたりが出会うきっかけになったドラマとして知られている。

海辺のレストランを舞台に、桐谷扮する主人公のパティシエ・櫻井美咲と、三浦扮するレストランの経営者・柴崎千秋を中心としたラブストーリーが展開。物語は、職場をクビになり就職活動中の美咲が、ホテルの中途採用面接を受けているところからスタートする。面接に、自作のウェディングケーキを持ち込む美咲だったが、結果は不採用。後輩の石川若葉(阿部純子)にレストランで愚痴る美咲だったが、若葉はデートだからと先に帰ってしまう。カップルだらけの店内にいたたまれなくなり、トイレに逃げる美咲。しかし、ドアが壊れていてトイレに閉じ込められる。

そこに現れたのが、初恋の相手である千秋だった。トイレから助け出された美咲は、見栄を張り、一流ホテルのパティシエだが、今は厨房が改装中で休みだと嘘をつく。すると千秋は、湘南にある自分のレストランで、住み込みで働かないかと美咲を勧誘する。

ドラマには、桐谷や三浦の他、現在飛ぶ鳥を落とす勢いの人気俳優・山崎賢人野村周平が出演。レストランを支えるカリスマシェフであり、柴崎家の次男・夏向を山崎が、調理師を目指して学校に通う柴崎家の三男・冬真を野村が演じている。柴崎家の三兄弟と湘南で共同生活を送ることになった美咲。全10話で、この4人の四角関係を丹念に描いていく。

さらに、脇を固めるのは、吉田鋼太郎菜々緒浜野謙太飯豊まりえ佐野ひなこ。山崎や野村はもちろん、今も第一線で活躍中のキャストが名を連ねており、「改めて見るとキャストが豪華すぎる」という視点で度々話題にのぼる『ランチの女王』(2002年、フジテレビ系)を彷彿とさせる。同作品は、竹内結子演じるヒロインと、江口洋介妻夫木聡山下智久が扮する兄弟を中心にストーリーが繰り広げられる。加えて、行方不明で時々しか登場しない長兄を演じた堤真一をはじめ、山田孝之森田剛といった主役級の豪華なキャストを配していることも、『好きな人がいること』との共通点と言える。このように過去のドラマは、改めて振り返って見ると、意外なキャスティングや、桐谷や三浦のように、現在と地続きの「何か」を発見することができる点が面白いと言えそうだ。

『好きな人がいること』は、美咲の勘違いや、千秋の元カノの登場、他の兄弟からのアプローチなど、先の読めない展開が続き、最後の意外な結末も含め、多くの視聴者を魅了した。今回の桐谷と三浦の結婚には、ドラマのファンも敏感に反応したようで、SNSでは、「『好きな人がいること』から共演してもう結婚。早かったなー笑笑 これからもお幸せに」「『好きな人がいること』でずっとこのふたりがお似合いなのに~ひっつけばいいのに~って思ってたふたりがリアル結婚でめちゃめちゃ嬉しいお似合い」などの祝福コメントが殺到。

その一方で、ふたりのファンからは、「『好きな人がいること』の時は応援しとったけど、結婚となると話が別すぎて無理すぎて……」や「相手が桐谷美玲ちゃんなら全然○。主題歌、未だにガンガン聴いてます」など、さまざまな思いのこもったコメントが寄せられていた。

『好きな人がいること』は、フジテレビのエンターテインメントサービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信中。

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