人気声優の寺島拓篤、学生時代は「のび太くん」過去のコンプレックスを告白

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人気声優・寺島拓篤
人気声優・寺島拓篤

声優の寺島拓篤が、フジテレビのエンタテインメントサービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信中のオリジナルバラエティ番組『世界をマンガでハッピーに!~セカハピ~』にゲスト出演。マンガから学んだことをテーマに、熱く語る場面があった。

番組では、神田沙也加有野晋哉(よゐこ)をMCに、悩んでいるときやテンションを上げたいときなど、さまざまなシチュエーションに対し、どんなマンガを読むのがおすすめかランキング形式で紹介。そこに、ゲストを含めた出演者たちのおすすめするマンガを勝手に加え、ランキングを作り変えるというトークバラエティ。

今回、ゲストの寺島は、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズや『コンビニカレシ』、『3D彼女 リアルガール』などに出演し、女性を中心に圧倒的な人気を誇る人気声優。神田とは『コンビニカレシ』で共演し相手役を演じた間柄で、有野が「何? 結婚してたの? 付き合ってたの?」と役柄上の関係を尋ねると、寺島は「付き合いそうで付き合わない。付き合うか? ってとこで終わった」と、恋の進展状況を説明した。

そんな寺島は、「マンガから学んだこと」について聞かれると、「自分の中のヒーロー像」と回答。「子どもの頃から、正義とか、人に対してこうあるべきだ、みたいなものは(マンガの)主人公や周りにいる素敵な年上キャラから学んでいる」と振り返った。その一方で、学んだことをなかなか現実にフィードバックできていないと告白。寺島は、「社会的に、まっとうな正義感って、微妙に障害になったりもする」「良いことなのは確かなんだけど、それだけじゃ上手くいかない」と、マンガの正義はあくまで理想であり、現実で実行するには難しいこともあると、リアルな視点で語った。

現実を見据えながらも、理想を求める寺島の憧れのキャラクターは、『ドラゴンボール』の孫悟空と、『ドラえもん』のドラえもん。特にドラえもんは毎年劇場版を見に行くほど好きなキャラクターだそうで、「傍らにいてくれる安心感がある」とその魅力を解説。これに対し神田は、寺島自身がそういうイメージだったと告白。神田にとって、芝居も歌もイラストもこなせてしまう寺島は、まさにドラえもんのように“何でもできちゃう人”で、この日は本人を目の前に、「本当にお優しくて、お兄さんみたいな印象があるんです」と大絶賛していた。

しかし、寺島は、「できないことばかりですよ」と恐縮。そして、「得意なこと一個もなかったから、高校のとき、お芝居を初めて演劇部でやって、お芝居とマンガやアニメが好きだったから、合わせ技で声優しかなかったんです」と声優になった経緯を明かした。勉強も運動もダメだったという学生時代。寺島は「のび太くんの誕生ですよ」と、過去のコンプレックスを振り返っていた。

番組では、そんな寺島に、「好きなマンガ」や、「仕事で失敗したときパワーをもらいたくて読むマンガ」を挙げてもらい、作品にまつわるトークを展開。意外な作品名が飛び出し、MCのふたりを驚かせていた。

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