『万引き家族』の名子役が『グッド・ドクター』出演!天才ボーイソプラノ歌手役に挑む

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映画『万引き家族』で注目を集めた子役・城桧吏が、8月9日に放送される山崎賢人主演のドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)に出演することがわかった。城が地上波ドラマに出演するのは初めてで、歌声で多くの人を魅了する天才ボーイソプラノ歌手という難役に挑む。

同ドラマは、自閉症スペクトラム障がいを抱えながら、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊(山崎)が、レジデントとして小児外科の世界に飛び込み、同じ小児外科の瀬戸夏美(上野樹里)や高山誠司(藤木直人)らと共に、子どもたちの命のために闘い、寄り添いながらも成長していく物語。

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『万引き家族』で、生活費を補うために万引きをする一家の長男役を好演した城が、今回ドラマで演じるのは日本のみならず海外からも高い評価を得ている天才ボーイソプラノ歌手の羽山響。

物語は、ドイツの大聖堂でのリサイタルを控えている響が、二人三脚で歩んできた父親から厳しいレッスンを受けているところから始まる。レッスン中に咳が止まらなくなった響は、湊のいる東郷記念病院へ運ばれ、先天的に梨状窩(りじょうか/食道の入り口の左右にある凹み)に穴が空いていることで上気道感染や甲状腺の炎症を誘発する空下咽頭梨状窩瘻(かいんとうりじょうかろう)という難病を抱えていることが判明する。手術をしなければ病状は悪化してしまうが、手術の際に声帯の神経を傷つける恐れもあるという。果たして手術は行われるのか?

城は、所属する7人組小学生ユニット「スタメンKiDS」での歌とダンスの経験はあるが、オペラは初挑戦。実際のオペラ歌手から発声、口の広げ方、姿勢、動作の指導を受け、何日も練習を重ねて役作りに励んだという。「撮影に入るときは少し緊張してしまったのですが、とてもにぎやかな現場で、撮影スタッフの方が緊張をほぐそうとしてくださって、一緒に歌ってくれたりして、撮影はすごく楽しいです」とコメントを寄せた。

また、初共演となる山崎については、「テレビで見ていて、かっこいいな、と思っていたのですが、実際にお会いすると、もっとかっこよかったです(笑)。あと、湊先生はしゃべり方に特徴があるので、とても難しい役だと思うのですが、カメラが回ると、すぐに役に入って、とても自然に演じられていたので、すごいなと思いました」と感銘を受けたようだ。

※山崎の「崎」は「たつさき」

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