佐々木蔵之介「思いっきりやらせていただく」中山美穂&黒木瞳と三角関係

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佐々木蔵之介が、10月スタートの新ドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)で主演を務めることがわかった。恋愛ドラマ初主演となる佐々木は「思いっきりやらせていただく」と意気込みを語っている。

1995年から『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて、ロングランで連載されている弘兼憲史による大ヒット漫画「黄昏流星群」が原作。短編オムニバスとなっている原作の中から傑作の1つと言われている第1集「不惑の星」をベースに、人生の折り返し地点を通り過ぎた男と女が図らずも落ちてしまったあらがえない運命の恋、その恋を取り巻く大人たちの人間ドラマを丁寧に描いていく。主人公のエリート銀行員・瀧沢完治に佐々木、献身的な妻・瀧沢真璃子に中山美穂、そして主人公が恋に落ちる運命の女性・目黒栞に黒木瞳が決定。それぞれに事情を抱え、人生に恋に葛藤し交錯する男女3人を重厚に演じる。

主人公の完治は、入社以来仕事一筋、金融再編などの荒波の中、脇目も振らずこつこつと努力を積み上げ支店長まで登り詰めた銀行員。恋愛の末一緒になった妻の真璃子とも最近では会話が減ってしまったが、平和な家庭生活とまっとうな人生をためらいなく受け入れている。そんなある日、完治は理不尽な理由で取引先への出向を突然命じられてしまう。「なんだったんだ、俺の会社人生は……」と仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱き始めた完治は、家族に出張と偽り、単身スイスへ。そこで出会った知性あふれる女性・栞と、他人とは思えないほど意気投合する。一方で真璃子も娘の婚約者の男性と禁断の恋に落ちてしまい……。許されない恋、募る思い……。胸の奥にぐっと抑えた3人の“恋”がドラマチックに動き出した時、心揺さぶられる大人たちの物語が幕を開ける。

このほどクランクインした佐々木は「完治という役は、ほぼ私と同年代で、等身大でやらせていただける役だと思いました。私も会社勤めをしていたこともありますし、まさに今“黄昏世代”ですし、リアルな姿として視聴者の方に見ていただける役ができるのではないか、と思いました」とコメント。恋愛ドラマ初主演ということに対しては「照れながらも、思いっきりやらせていただくだけです(笑)」と意気込んでいる。

妻を演じる中山については「あの中山美穂さんにやっていただけるなんて、本当にありがたい! アイドルの頃からずっと見ていた方なので、正直うれしいです。(撮影中は)そんな気持ちは封印し、演じています(笑)」とお茶目に語った。また、黒木については「しっかり芝居を組むのは初めてで、ドキドキしています。チャーミングでかわいらしく、かっぽう着姿の時ですら引き込まれますね。同じように人生を振り返るタイミングで出会った2人が惹かれていく、その感じを一緒に出せたらと思っています」と話している。

なお、中山は「誰もが、キャラクターの誰かしらに共感したり、感情移入できたりする作品だと思いますので、ご自身を重ね合わせたり、知り合いを重ね合わせたりしながら、楽しんでいただけたら、と思います」とメッセージ。黒木は「癒やしや安らぎ、刺激や興奮のつまった大人の方々が楽しめる作品になると思いますので、ご期待いただければと思います」と語っている。

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